2007/01/01

国際毛髪学会が発表

「アジア人毛髪手術ワークショップ」で脱毛について最新の医療、外科的進歩を紹介する。

3月末に横浜でワークショップ、国際毛髪学会が発表

【ジェニーバ(米イリノイ州)18日PRN=共同JBN】世界で有名な育毛専門家が、 3月30日から4月1日まで横浜で開かれる国際毛髪外科学会(ISHRS)の「アジア人毛髪手術ワークショップ」で 脱毛について最新の医療、外科的進歩を紹介する。 このワークショップはISHRSの会員である今川賢一郎医学博士(ヨコ美クリニック院長)が主催する。 3日間の特別ワークショップは一連の教育的な講演と手術の実演を通して、 アジア人に植毛を実施する際の独自の検討材料を実際に示すよう計画されている。

ワークショップのディレクターを務める今川博士は 「世界中で、植毛はほとんど分からないように自然に見えて永久的な結果を生み出すことから、 脱毛の際の治療法として選ばれるようになっている。 このワークショップではさらにアジア人と白色人種との間の頭皮、毛髪の人種的相違を探り、 脱毛に悩むアジア人にはどのような外科的技術が最適かを見極める」と語った。

外科的植毛は、患者自身の頭部の毛髪を使用し、安全かつ効果的に薄くなった部分の発毛を回復する。 現在個々の患者の美的感覚に応じて、頭皮の上部に新しい発毛の多い部分を創り出す方法から、 後退する生え際を巧妙に回復する方法まで一連の新しい植毛技術が使用されている。

ISHRUS アジア人毛髪手術ワークショップで取り上げる議題

ワークショップで取り上げる議題の一部は以下の通り。

  • アジア人のメガセッションとウルトラデンスパッキング(いずれも植毛法のひとつ)
  • 女性の脱毛管理
  • ドナーエリアでの最小の横断面と最小の傷跡
  • まゆ毛、まつげ、陰毛の植毛

さらに最近のフィナステライド(プロペシア:登録商標)導入を含めた最新の内科療法も議論される。 処方のみによる内服療法のフィナステライドは、男性ホルモン性脱毛症もしくは男性型脱毛の男性の大半で 長期的に頭部発毛の回復と脱毛の遅延が臨床実験で認められた。

進行、その他

ISHRS会長のポール・コッターリル医学博士は
「永久的な毛髪回復処置は、アジア地域の人に特有の性質を考慮し 高度にカスタム化した処置を提供する手術による植毛でアジア中の人気となっている。 ISHRSとして、アジア人患者に対する最新の外科技術と ベストプラクティスに関する知識基盤を拡大しようとしている世界中の育毛外科医に このワークショップを提供できるのを喜んでいる」
と述べた。

■ワークショップのプログラムはhttp://www.ishrs.org/RegionalWorkshop.html を参照。 ワークショップ講演者にインタビューしたいメディアは 日本の今川博士(81-4-53118811、dr@yokobikai.or.jp)もしくはISHRSのPRコンサルタントである 米国のカレン・サイデリス氏kmssgs@msn.comに連絡を。

■ISHRSは1993年に設立され、育毛の技術と科学の進歩に献身する非営利医療協会である。 ISHRSは世界中の600人の外科医をメンバーとしており、脱毛、 育毛手術専門の外科医への継続的な教育を提供し、脱毛に関する最新の医療、 外科的育毛処置に関する一般への情報源となっている。 さらに詳細と外科医の場所を知るにはhttp://www.ishrs.org を参照。

【問い合わせ先】
今川賢一郎医学博士
81-4-53118811, dr@yokobikai.or.jp
Karen Sideris, kmssgs@,msn.com ,
both for International Society of Hair Restoration Surgery
Web site: http://www.ishrs.org
http://www.ishrs.org/RegionalWorkshop.html
国際植毛学会が発表した文章についての英語版はこちらをご覧ください。