院長ごあいさつ
─ 今川 賢一郎
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自毛植毛のルーツはもともと日本なのですが美容医療先進国のアメリカが1960年以降臨床に応用し、1990年代に入ってから革命ともいえる技術革新がおこり現在に至っております。
私共は我が国でも最新のヘア治療法の確立が急務であり、それが時代の要求でもあると痛感しその普及に努力してきました。
ただここ数年自毛植毛がやっと認知されるようになってきた反面この分野に新規参入した医師達の技術的未熟さやビジネス至上主義によるトラブルも増加しているのも事実です。そのためこの技術も他のヘア関連ビジネスのような”うさんくささ”を一般の方々に抱かせるのではないかととても危惧している昨今です。
このホームページでは、手術の手順・私自身が体験した手術の経過・実際の植毛を受けた方の意見などを紹介し、なるべく正確な医学的情報を載せられるように心がけています。
皆様の参考になれば幸いです。
経歴
経歴
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1990年にカリフォルニア、サクラメントのDr.G.Seeryに植毛・スカルプリダクションを、1992年ロスのDr.T.Mayerに植毛・フラップの指導を受け、その後多くの植毛医達と交流している。
世界最大の植毛医の団体、国際毛髪外科学会の設立会員(1994年)、2003年度の人工毛特別委員会(Ad Hoc Committeeon Artificial Fibers)、2006年度以降のPro Bono委員会のメンバーでもある。
2006年にまた、日本人で初めてアメリカ毛髪外科専門医(American Board of Hair Restoration Surgery:ABHRS)に認定された。
主な業績
- 日本人医師で初めてマイクロ植毛・FUTについての発表
- 日本人におけるドナーの密度・毛根の比率の分析
- 日本人の植毛の先駆者の著書の紹介・全英訳 など
- 海外での著作物出版・執筆活動
〈海外での著作・執筆例〉
- 植毛のバイブルとされている医学書Dr.M.Unger・Dr.R.Shapiro編の「Hair Transplantation 4版Marcel Dekker」の執筆陣に選ばれ「Hair Transplantation in Asian Patients:東洋人の植毛」の章を担当。
- 2010年、英文の医学書「Hair Restoration Surgery in Asians」を執筆しSpringer社より出版された。
得意分野
- FUTによる多量植毛術(メガセッション)
- FUE
- 人工毛植毛、フラップ手術の修正
- 他院の不満症例の修正
- 傷あとへの植毛(フェイスリフトなど)
- 新しい生え際のデザイン(広すぎる額、深すぎるそり、ニューハーフの植毛)
- 女性の薄毛や脱毛、まつ毛、まゆ毛、アンダーヘアのへの植毛
経歴・会員
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1974年 慶応義塾大学医学部卒業
1982年 医学博士(慶応義塾大学)
1985年~ 医療法人 横美会 院長 兼 理事長国際毛髪外科学会(ISHRS)フェロー会員
・2003年 ISHRS 人工毛特別委員会メンバー
・2007年 ISHRS Regional Workshop プログラムディレクター
アジア毛髪外科学会(AAHRS)理事日本美容外科学会(JSAPS)会員
国際美容外科学会(ISAPS)会員
日本形成外科学会(JSPRS)会員
国際皮膚外科学会(ISDS)会員
受賞
2001年 イタリア毛髪学会より アルキメデス賞受賞
2002年 イタリア毛髪学会より ミケランジェロ賞受賞
2003年 イタリア毛髪学会より ローマ賞受賞
2004年 イタリア毛髪学会より ピーク賞受賞
2004年 国際毛髪外科学会より 特別賞受賞(日本人の植毛パイオニアの論文を英訳)
2006年 イタリア毛髪学会より 地中海賞受賞
2007年 イタリア毛髪学会より シーザー賞受賞
2010年 イタリア毛髪学会より ティベリオ賞受賞