植毛の成功の鍵は
カウンセリング

所見は植毛治療のシナリオづくりの基礎資料となる

当院では、治療する医師が必ず初回からのカウンセリング診断を行い、実際の植毛計画を説明し、手術を担当いたします。
カウンセリングは医師が植毛に関する説明をする場であるとともに、受ける方が医師に信頼を置けるかどうかを判断する機会でもあります。
疑問点を解消し、お互いに十分に納得した上でクリニックを選択していただくことが、カウンセリングを行う重要な意味でもあります。 聞きたいことは、医師に遠慮なくご質問下さい。

1.一般所見

カウンセリングシートを元にヒアリングをさせていただきます。
不安に思っていること、悩んでいる部分に関して何でもご相談ください。

  • ・年齢

  • 単なる年齢ではなく、ヘアが薄くなりはじめてから何年たっているかなどについて

  • ・健康状態

  • ・受診動機

  • ・期待度

  • 結果を楽観視していないか、あるいは過大な期待を持っていないかを確認する

  • ・心理的/情緒的要素

  • 薄毛ノイローゼなどの心身症、心理的な病に陥っていないかを確認する

  • ・遺伝的要素

  • 両親や兄弟、親戚などに薄毛の人がいないかどうかを確かめる

  • ・傷の治り具合

  • 傷あとがケロイドになりやすい体質ではないかを確認する

2.局所所見

実際の植毛治療のシナリオ作りの基本となるのが局所所見です。
ヘアスコープやデジタルメーターを使って、実際にヘアの状態の測定を行います。具体的には以下の6点を確認させていただきます。

  • ・脱毛のレベル

  • 男性型の場合はその薄毛の程度から、いくつかのパターンに分けられます。当院では世界で一番ポピュラーなノーウッド(O.Norwood)の分類を使用しています。この判定は、必要なヘア数または株数、必要な植毛の回数、費用などのアドバイスに非常に重要な要素となります。

脱毛のレベル
  • ・ドナーのチェック

  • ドナーの部分が何株/cmまた1本毛が何%で2本毛が何%かといった比率をヘアスコープによってチェックします。

  • ・ヘアの太さ

  • マイクロメーターによって測定します

  • ・ヘアの色調

  • 白髪が混ざっていれば、その比率をチェックします。

  • ・ヘアのウェーブ

  • 直毛なのか、カールしているのかをチェックします(多少カールしているほうが、仕上がりはより濃く見えます)。

  • ・頭皮の余裕度

  • 地肌に弾力性があるかどうか、同一の場所からドナーを多く採ることができるかどうかをチェックします。

  • 1㎠あたり160本

    1㎠あたり160本

    平均的な髪の毛の生え方です。1本毛、2本毛、3本毛と平均的に生えています。

  • 1㎠あたり200本

    1㎠あたり200本

    髪が多い方の生え方です。ほとんどが2本毛、3本毛が多く生えています。

  • 1㎠あたり100本

    1㎠あたり100本

    1本毛か2本毛、ヘア自体も細く、これくらいになると、髪の毛が薄く感じます。

ヘアの直径、コントラスト、縮れの程度などをポイント化することで、カウンセリング時に植毛結果をある程度予測できる

同じ本数を植毛し同じ発毛率が得られた場合も、かなり濃く見えるケースとそうでもないケースが見られます。
植毛の結果に影響する大きな要因としては次の2つがあげられます。

(1)植えつけた場所の単位面積当たりのヘア数(密度)
(2)発毛したヘアの太さ(直径)

今までの植毛医は(1)のみに注目していましたが、最近ではこの(2)のファクターが重要視されるようになっています。あえて極端な例をあげると、赤ん坊は大人と同じヘア数を持っていても、1本1本のヘアが細いために薄く見えるといえば、よくわかっていただけるのではないでしょうか。

カウンセリングは医師の説明を聞くだけでなく、受ける方がわからないことを聞く場でもある。納得のいくまで質問を。

  • 総合的なデザインチェック

    一般所見と局所所見について簡単にご説明しましたが、カウンセリングでは、ほかにも植毛するに当たっての総合的なデザインチェックをします。
    とくに大切なのはヘアラインをどのあたりにもってくるかということです。

    一般的に人間の顔のバランスは、アゴから鼻先、鼻から眉毛、眉毛からヘアラインのそれぞれの間隔が等しい “3分割”の状態なのですが、どちらかといえば上すぎるくらいの方が自然に思えます。

  • 総合的なデザインチェック

他人が薄毛を見て違和感を感じるのは、実は顔のこのバランスが崩れてしまうためで、前頭部に数百本のヘアを植えるだけで、違和感が解消されることもあります。

また、デザインチェック以外にも予診をしておくことはたくさんあります。たとえば湿疹や毛のう炎などの頭皮疾患がある場合は、そのような局所的異常を治療してからでないと植毛はできません。人工植毛をしたことがある人は、頭皮が大きなダメージを受けていることが多く、とくに感染症を起こしている場合は、それを治してからでないと、植毛してもあまり結果がよくないことがあることを申し上げておきます。

全身の状態チェック

このほか、全身の状態ももちろんチェックします。これはどんな手術を行う際にも必要なことで、心臓病や重症の糖尿病を患っていないか、高血圧症ではないかといったことを確認します。カウンセリングの際、「アレルギー体質でも、植毛をして大丈夫ですか?」という質問を受けることがたまにありますが、とくに問題はありません。
「夏場に植毛しても悪い影響はありませんか?」といった疑問を口にされる方もいますが、これは夏は化膿しやすい、あるいは汗をかくので頭皮を清潔に保つのが難しいといった理由からかと思われます。実際は季節によるハンデはほとんどないといっていいでしょう。

カウンセリングは互いに相手を知り採否を判断する場

カウンセリングの内容はだいたいおわかりいただけたと思いますが、カウンセリングは医師が植毛に関する説明をする場であるとともに、受ける方が医師に信頼を置けるかどうかを判断する機会でもあります。
わからないことは遠慮なく質問していただき、お互いに十分に納得した上でクリニックを選択していただくことが、カウンセリングを行う重要な意味でもあります。

カウンセリングは予約をされた上で来ていただいております。なお、カウンセリングは無料となっています。
さらに遠方の方の場合は、メールまたは郵送により写真をいただき、電話でのカウンセリングも行っています。この場合、正面、やや下向き、後方やや上向き、できればさらに側面の4方向の写真をお送りいただくようにお願いしています。