2007/11/15
最新植毛事情
日本人の黒髪は自然な仕上がりを実現することが難しく、現代の医学で自然な仕上がりを実現するためには、FUTが最良であることを、日刊ゲンダイ 2007年11月15日に掲載しております。
玉石混交の植毛医療
今の日本の植毛医療は素人同然の医師から、長い経験と多くのケースを扱った医師が入り交じっており、一般の人には判断しづらい状況となっています。
他院で行われた手術の修正手術を行うケースが増えて、問題になっており現在最良の方法と世界的に言われている方法を行わず、自分たちがやっている方法を正しい方法とおしつける。
医療機関としての責任を持ってやってほしいです。
植毛のゴールデン・スタンダード
現在考えられる最良の方法、いわゆるゴールデン・スタンダードは「FUT」と言われる方法で、その技術は世界的に認められています。
薄毛部分を濃くし、しかも自然にみせることが植毛に求められていることで、その2点を高いレベルでクリアできる美しい植毛技術が「FUT」です。
FUTは高い技術が求められる
FUTとは、側頭部などの毛を採取し、顕微鏡下でFU株(1つの毛穴に付随する毛・皮脂腺・起立筋などを1セットにしたもの)に分け、1つずつ植毛する技術です。
高密度な移植ができ、細かいため大変自然な仕上がりとなります。
ただし、この技術には高い熟練度が必要で、細かい作業のため手術時間が長くなってしまいます。
費用・施術時間は
ヨコ美クリニックでは世界相場通りの1株4~5ドルで行っており、大変リーズナブルです。
施術時間は6000本で8~9時間かかりますが、入院の必要もなく、翌々日にはシャンプーもできます。
MFU株とFU株の違い
2つ以上の毛穴とその間の頭皮を含む大きな株をMFU株といいます。
大きい株より当然小さい株の方がびっしりと細かく敷きつめられ、 またはるかに頭部へのダメージが少ないです。日本人の髪質は黒くて太い人が多いので、とくに自然さが求められるのです。
その点でもFU株のほうが自然な仕上がりとなります。