投稿者:Yさん

  • Q

    術後

    2006.07.14

    No.9376への先生のご回答を見て不安になりました。
    術後10日目から普通に洗髪をしていました。
    お湯をかけて流すとか生易しいものでなく、
    日常生活で行うのとなんらかわらずです。

    10日目から出勤でしたので、先生に大丈夫ですかと尋ねたところ、10日目ならば普通に洗髪しても問題ないとの口頭でのご支持だったので、このサイトのQAにある14日を無視して、洗髪をしてしまいました。

    これによる移植毛の脱落は著しいものがあるのでしょうか、たとえば、4000本強ほど植えたのですが、1000本、2000本単位で失われたのでしょうか?アメリカでの実験ではどのように結果がでているのでしょうか?

    また、以前、こちらの掲示板で、瘡蓋を指の裏ではがしても問題ないようなことを先生はおっしゃっていましたが、そのあたりはどうなのでしょう。やはり、実は、問題がある行為なのでしょうか?

    私はこちらの掲示板を定期的に見ておりますが、先生が9日でなく14日経たないと、株が定着しない可能性を示唆されたのは、私の知る限りでは初めてなので(もちろんQAにはそのように書いてありましたが、掲示板の方が最新情報だと思い、掲示板の情報を信用していました)とても、不安になっています。

  • A

    Re:術後

    2006-07-14

    Re: 無題 2回経験者 -
    横から失礼します。
    ご心配には及ばないと思います。
    >>>>最近アメリカの植毛医(Rassman&Bernstein両博士)が実験を行なってそのように報告・・・

    ・・・と書いてあります。つまり、最新の研究報告に基づいた今川先生の書き込みなのです。今までは、10日位としていましたが、最新の研究報告によると14日位にしたほうがという見解のようですね。

    医療技術・研究が進むと、従来の帰結が更新されたり、覆されたりすることは医療の世界では良くあることだと思います。

    私の場合、1週間経過をしたあたりから普通に洗髪していましたがなんら問題ないですよ。

    横からのコメントですがどうか参考にしてください。





    Re: 無題 医療法人 横美会 -
    ご投稿ありがとうございます。
    当院では7日から14日目までは爪をたてずに指の腹でこするようにお願いしております。
    また「2週間たてば植毛のことは忘れてもかまわない」とも説明しておりますが、「9日目以降は植毛のことを忘れてもかまわない」というのは少し乱暴すぎる表現だと思います。
    あなたが株の脱落にかなり気をつかい慎重に日常生活を送っていらっしゃる様子は想像できますし、2週間たっても植毛のことを忘れるとも思えません。
    そのような方が10日すぎにけっこう思い切ってそのようなことをしたとしても心配な結果に結びつくことはないと確信いたします。
    私が心配するのはむしろ逆のタイプの方です。

    アメリカの実験では株を強くひっぱって血がにじんだか否か?またその組織を顕微鏡で確認した結果を手術翌日からちくいち観察したものです。
    2、3日目ならともかく10日すぎにカサブタがとれた時点で出血を認めず全く問題ないようにみえていたものが発毛しないとしたら、もともと株が正常ではなかったことの確率の方が大きいはずです。
    その場合は私共の責任になります。

    院長 今川




    Re: 無題 Y -
    今川先生、2回経験者様、ありがとうございます。

    私は、1回目の手術で、まだ、結果も出ない時期であり、ヤキモキしております。
    アドバイス、ありがとうございました。

    ちなみに、たとえば、10日以降に株が脱落したとしたら、明らかに、素人でも分かるものなのでしょうか?

    株が脱落する場合、たとえば、血が一緒に出るとか、の素人でも分かるような状況を伴うものなのでしょうか?
    それとも、知らないうちに知らないところで株が何株も脱落しているということはあるのでしょうか?




    Re: 無題 医療法人 横美会 -
    Y様

    もし10日以降に株が脱落するとしたらもともとダメージがあって発毛の見込みのない移植毛がスリットに入っていて抜けていない場合が考えられ、これは見ても全くわかりません。
    この時期は定着している移植毛をひっこぬいても出血はないはずです。
    ヘアを1本つかんでひっこぬいたのと同じことになります。

    株が定着しない場合うけられた方のケアの要因と行なった植毛チームの技術的要因の2つが考えられますがそのどちらかを特定することは不可能です。
    結果として手術を行なった医師が責任をもって対処するしかないと思いますし実際にそのようにしております。
    心配しないで下さい。

    院長 今川

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