投稿者:20代さん

  • Q

    耐性

    2004.09.02

    いくつか質問させていただきます。
    ?フィナステライド剤やミノキシジル液を長期間使用すると、耐性が出来、効果がなくなるというのは本当でしょうか?
    ?本当の場合、耐性の出来にくい使用方法の工夫はありますか?
    ?そもそも私は耐性ということがよくわかっていないので、見当違いの質問かもしれませんが。耐性が出来るいう事は、つまり、フィナステライド剤などを使用するにつれ、それに対抗して発毛を阻害する要因が強くなり、最終的に薬の効果より発毛を阻害する要因が勝ってしまうということなのでしょうか?そうなるとフィナステライド剤などを使用してしばらくは発毛に効果があるが、長い目で見るとフィナステライド剤などを使ったほうが、使わないで自然にまかせた状態より、薄毛は進行するということなのでしょうか(フィナステライド剤などによって、長期的には逆に脱毛を促進する要因を強くしてしまうことがあるのでしょうか)?
    個人差はあるとは思いますが、一般的な話としてお答えいただきたく思います。場違いの質問かもしれません。申し訳ありません。

  • A

    Re:耐性

    2004-09-02

    ご投稿ありがとうございます。
    同じようなご質問をいただき、今年の6月のイタリア毛髪学会でアメリカの2名の有名植毛医にたずねてみました。
    2名の医師の1人は植毛の分野のパイオニア、ノーウッド博士、他の1人は国際毛髪外科学会第3代会長でニューズウィークでもコメンティターをしていた友人レナール博士です。

    フィナステライドの耐性の件をよく尋ねられますが両医師ともそれを否定しておりました。つまり正確には使用後数ヶ月経つと少し効果が落ちると感じる時期もあるが耐性によって効果が0になることはないと断言しておりました。
    ミノキシジルも長期間の使用で最大30%程度効果が落ちるかもしれないが0になることはないとのことです。
    そうだとすると使用方法の工夫は不要でしょう。

    院長 今川

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