投稿者:XYさん

  • Q

    男性ホルモンについて

    2003.11.26

    初めて投稿いたします。
    M字部分や頭頂部などは男性ホルモンの影響により脱毛しやすく、また、後頭部や側頭部などは女性ホルモンの働きのため、比較的脱毛しにくいと理解しております。
    植毛のドナー部は後頭部が主であるようですが、患部へ移植することで、ホルモンバランスに影響はあるのでしょうか?
    実は私は体毛が濃く、頭髪の薄さと共にコンプレックスを持っています。
    植毛により男性ホルモンの分泌軽減は期待できるものでしょうか?

  • A

    Re:男性ホルモンについて

    2003-11-26

    ご投稿ありがとうございます。
    M字部分や頭頂部などは、悪役の男性ホルモン(DHT)の影響により脱毛しやすく、後頭部や側頭部などはその影響を受けないという表現の方がより正確だろうと思います。
    言い換えれば各々の毛根には5αリダクターゼ(活性の強さも遺伝に左右されます)という酵素があって、それは男性ホルモンをDHTに変える作用がありますが、その活性の強いヘアがM型や頭頂部に集中し、活性のないヘアが側頭部や後頭部に集中しているわけです。女性ホルモンが作用しているわけではありません。植毛はその酵素の活性のないヘア、つまり抜けにくいヘアを薄い所に移動することで、ホルモンのバランスとは関係ありません。

    院長 今川

  • Q

    Re:Re:男性ホルモンについて

    2003.11.26

    Re: 男性ホルモンについて ズガシカオ -

    後頭部には男性ホルモンを受けにくい部位ではありますが、男性型脱毛にかかれば全体の髪も細く、しなやかになり量も少なくなるのではないでしょうか?後頭部の髪であれば安心という事ではないように思えるのですが。プロペシアは服用を続けている間は本来脱毛しにくい体質に戻してやるという意味で有効と思われます。もし、プロペシアで生えないとするならばその人は本来の男性型脱毛で脱毛したのではないという事ではないでしょうか?
    一番の原因は自分自身の体質の変化によるものだと思います。
    プロペシアを一生飲み続ける恐怖がある方が多いようですが、
    人間誰しも水を飲まねば生きていく事は出来ません。プロペシアもそれと同じ事ではないか?風邪を引いて風邪薬を飲む、または熱が出て解熱剤を飲む、そのお陰で治ると勘違いしていませんか?
    実際は風邪を治している訳ではありません。

  • A

    Re:Re:Re:男性ホルモンについて

    2003.11.26

    植毛はドナードミナンス、つまりヘアはもともと生えていた所の性質を持ち続けるという理屈を基にして40年以上行われておりますし、それは現在まで否定されておりません。
    男性型脱毛症は男性ホルモンの影響だけでなく、加齢も大きな要因です。すべての臓器もそうですが、年をとるとヘアも次第に細くなっていき、それだけで薄く見えてきます。またおっしゃるように全ての後頭部のヘアが抜けないと言えないかも知れません。
    医学的にまだ薄毛のメカニズムは100%解明されていないということでしょう。

    院長 今川

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