投稿者:Kさん
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Q
治療薬の変更について
2023.03.06
20代前半で抜け毛が増え、某AGAクリニックに行き、フィナステリド1mg・ミノキシジルタブレット5mgを処方され約8ヶ月間飲んでいました。その後ミノキシジルタブレットだけ2.5mgに減薬し4ヶ月間飲み続けました。ここまでは、髪の毛量も増え、ハリやコシもありました。しかし、ミノキシジルタブレットはどこの国でも認可されていないという情報を知り、怖くなったため投薬治療開始から1年を経て、フィナステリドは飲み続けたままミノキシジルタブレットだけを断薬したところ一気に抜け毛が増え、髪全体のハリやコシもなくなりました。その後、徐々に抜け毛は落ち着いていきましが、ミノキシジルを断薬してから1年がすぎた現在、抜け毛は多くないのですが、細い抜け毛が目立ちます。そのため、ミノキシジル外用薬を使っているのですが、それでも細い抜け毛が多いのでフィナステリドからデュタステリドに変えるか、副作用が怖いのですがミノキシジルタブレットを分割して0.625mgから飲むか、ミノキシジル外用薬の濃度を濃くするか、そのままでいいのかなど、ネットで色々調べているのですが、色々な意見がありどのようにすればいいのかわからなくなってしまいました。一度貴院に伺った際は、成年になる時に起こる生え際の変化だよとおっしゃって頂いたのですが、また抜け毛が増えるのが不安でフィナステリドを飲み続けてしまっています。お忙しいところ申し訳ありませんが、もう一度ご意見をいただけましたら幸いです。よろしくお願い致します。
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A
Re:治療薬の変更について
2023-03-14
K様
ミノキシジルはもともと高血行症に処方される降圧剤ですが、ヘアに対する効果に注目されて外用薬が開発された経緯があります。内服薬は消化管を通して吸収されるので外用薬より効果が高く、今ではAGAクリニックなどヘア治療の場で盛んに処方されています。通常ミノキシジルはヘアに対しては2.5~5.0㎎/日が服用されますが、本来の高血圧症の方に処方される量と比べると格段に少なく、血圧の変動はまずありません。アメリカやオーストラリアでは最近女性の薄毛への効果も認知されていると聞いています。日本は医師の裁量を広く認め、医師が未認証を承知の上で処方し、患者が服用を希望すれば問題ありませんが、認証されていない薬が処方されにくい環境の国々があるのも事実です。
ヨコ美クリニック
院長 今川
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