投稿者:はらささん

  • Q

    一株の費用のカウント方について

    2021.05.05

    先日、他院にてカウンセリングを、受け見積もりを出してもらったのですが、一株のカウント方法に疑問を持ち、ヨコ美さんや一般的な医院での場合を、聞きたいです。
    私がカウンセリングを受けた医院では、植え付けは1500Gだが、採取は900Gと言われました。詳しく聞くと、900を採取し株分けし、本数は1500になるようにするとのことです。費用は1500グラフト分掛かるとのことです。私の認識ではグラフトというと複数本の可能性もあるもので、1株〜円というのは2本毛の可能性もあるという認識ですが、その医院では採取の際は複数本の毛も1グラフトなのに、移植の際は2本毛のグラフトは2グラフトとみなすようで、移植の際は1G=1本という混乱する説明をされました。。1500Gは本数換算したら、1500本以上になると思っていますが、グラフトと本数の定義がわからなくなってきました。。自分の認識では、〜G移植というのは払う費用と同じ分だけ採取すると思っていたのですが、1グラフト〜円というのは通常1本のことを指すのですか?

    お忙しい中大変申し訳ありません。
    ぜひ回答頂ければ幸いです。

  • A

    Re:一株の費用のカウント方について

    2021-05-07

    はらさ様

    現在の株の単位はフォリキュラーユニットです。FUTでもFUEでもそれは同じです。フォリキュラー株の平均ヘア数は2本/株です。ヘアライン先端は1本毛で構成されているので、採取された株に1本毛が少なければ細分して1本毛を増やすことはありえますが、この作業はスプリット(株の分割)といわれます。ヒゲ植毛や眉毛植毛の場合にはスプリットで1本毛を作らなければならないのですが、ヘアラインだとしたら、900株を1500株にするには600株のフォリキュラー株を1本毛にすることになり、計算上は600株のフォリキュラー株は1200株の1本毛に、300株のフォリキュラー株はそのままになると思います。ヘアラインに600本も1本毛を植えたとしたら随分と薄い状態になり、その後方のたった300株のフォリキュラー株では濃くカバーできる面積は8~9㎠にすぎません。つまりヘアライン5mm程度の巾しか濃くできないことになって“自然だがまばら”になります。眉毛やヒゲ植毛ではなく頭部への移植なら常識的に考えれば採取した株数で費用は設定されるべきだと思いますし、その医師のやり方が通じるならクリニック側の錬金術になります。

    ヨコ美クリニック
    院長 今川
    P.S.どうしてこの状況になるのか理由を推理してみました。植毛ロボットを使うクリニックだとしたら1株抜くごとにロボット使用料が代理店から課金されますが、毛根切断のために採れた株全てが植えつけられるわけではありません。例えば1000株抜いて100株毛根切断があると100株の損です。900株のうち600株をスプリットで1200株に水増しすると、1500株の施術料金で課金は1000株分ということになります。植毛ロボットを使わない医師の手だとしたら、その担当医が“自然さ”にこだわって1本毛を多く使いたいためにそう提案したことも考えられます。問題はこの場合には医師のこだわりの代償が患者さんに押し付けられたことになります。私ならこの場合には900株の費用に設定します
    この二つのシナリオの後者なのではないかと考えますが。推理が的外れならお許しください。

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