投稿者:40329さん
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Q
フラップ改善手術
2004.03.30
昨日、他院でのフラップ手術の改善手術をしていただいた者です。
今川先生はじめスタッフの皆様、長時間ありがとうございました。
手術中もその後も、一度も痛みを感じることがなく、家に帰ってからもほとんど違和感なく過ごせました(薬を飲み忘れそうになるくらいでした)。
昔フラップをやった後、ドナー周辺の皮膚が硬く突っ張って感覚もマヒしてしまい、10年以上経った現在も、皮膚は緩まないわ鈍い感覚しか戻ってこないわで、今回いちばん心配だったのが、「また後頭部に鈍感な部分が増えたら嫌だな」ということでした。
しかし、今回はドナーの傷そのものやその周辺にも感覚がちゃんと残っていて、上下の突っ張り感もまったくと言っていいほどありません。
「本当に切り取ったの?」という感じです。
フラップよりはるかに無理のない手法なのだということが実感できました。
私の場合、フラップ手術のせいで、後頭部の左半分からはドナーが取れないという制限があるのに、右半分だけでちゃんと2500本取れたのも嬉しい驚きでした。
「手術を10年待っていればよかった」とつくづく思います。
私は、すでに毛流れが後ろ向きのフラップが前頭部にくっついているため、髪を前に下ろせずヘアスタイルには制限が生じてしまいますが、今回は「それで不自然に見えないようにしよう」という目的で行っています。
前頭部はフラップのおかげで毛量はあるものの、毛流れが不自然な上に生え際にはっきりわかる傷があり、とても満足できる状態ではありません。
頭頂部はフラップ手術当時よりも抜け毛が進行して、かなり禿げてしまっています。
さらにフラップの後遺症で側頭部にごっそり毛が抜けてしまった部分もあり、現在の状態ではあまりに不自然すぎて、カツラなしではとても人前に出られません。
今回はまだ植えたばかりで、これからどう変化するのかわかりませんが、昨日今川先生の手術を受けた感じでは、「これなら本当に何とかなるんじゃないか」と期待が持てるようになりました。
来週抜糸に伺いますので、今後の予定やフケ症改善のことも相談したいと思います。
その節はよろしくお願いします。
長文失礼いたしました。 -
A
Re:フラップ改善手術
2004-03-30
昨日は長時間の手術お疲れ様でした。
またこのようなコメントをいただきましてスタッフ共々恐縮しております。ありがとうございます。
10年前はパンチ式植毛の時代で、それに比べるとフラップは魅力ある術式に見えました。
私自身もロスのビバリーヒルズにある有名なメイヤー医師のクリニックでフラップの研修を受けたものです。
フラップ手術自体の問題点とその結果の問題点が混同されがちです。
ただ最近の植毛の進歩によってフラップの適応はほとんどなくなったようです。
フラップの後ろ側の薄毛を改善してカツラとおさらばできるよう頑張るつもりです。
抜糸お待ちしております。
院長 今川
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