投稿者:ぬめさん

  • Q

    デュタステリドの容量依存性をどう考えるか

    2020.09.20

    恐らく同じような質問が既にされていると思いますが、
    デュタステリドの頭皮中DHT濃度は0.5mgで51%、2.5mgでは79%程度減少するそうです。高容量では8割も阻害するということですから容量を増やすことに意味は無い、とは言えないと思います。
    ヘアロスへの適応がない国が多い、あるいは副作用の問題なのかも知れないですが国際的な学会ではデュタステリド自体が議題にのぼる機会が少ないのでしょうか?

  • A

    Re:デュタステリドの容量依存性をどう考えるか

    2020-09-22

    ぬめ様

    もちろんヘア関連の学会ではデュタステリドが話題にのぼりますし、デュタステリドはフィナステリドの効果が不十分な際の大切なオプションです。ただDHTの血中濃度を大幅に下げるので理論的に効果は高いはずでも、実際にそれほどでもないと感じるケース(%は分かりません)も多く、副作用のリスクの大きさに見合う効果が得られないこともあるので国際的にフィナステリドほど普及していないと感じています。フィナステリドからデュタステリドに変更した方が効果の差をどのように感じているのかデータを知りたいと思います。

    ヨコ美クリニック
    院長 今川

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