投稿者:ふうさん
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Q
はっきり言って
2006.04.08
そちらで手術して1年以上経過しました。生え際下げる感じで無毛部分とソリ部分にしました。1回目の手術なので密度に関してはそれなりに納得しています。それよりも困っているのが患部の多少の不自然さです。前にもどなたか掲示板に書いていましたが、植毛が生えている毛穴が鳥肌みたいに浮き上がって目立つということです。ピットスカー?の逆とでもいいますか。原因はなんですか?体質とかが関係したのか、ヒューマンファクターなのか。植毛したかたみなさんがなるものなのか、時間がたてば治るものなのか。これでは植毛がバレない自然さには遠いです。回答願います。
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A
Re:はっきり言って
2006-04-08
拝見もせずに断定はできませんが、実は以前に同じようなケースが1件ありました。
その時には長い植毛の経験でもはじめてのことだったもので見当もつかなくて国際毛髪外科学会の機関誌「Forum 」で他の医師に意見を求めました。15名もの世界の名だたる植毛医達からコメントをいただきわかったことをまとめると
・鳥肌のような感じで根本が少し盛り上がっているのでtenting(テントをはった状態)と呼ぶ医者もいます。おっしゃるようにピットスカーの状態と反対で植え付け部分のケロイドといってもいい現象で体質によると思われる。
・数年の経過で改善してより目立たなくなることもある。
・達成密度が低いと目立ち、再度の植毛で濃くするとより目立たなくなるが、ただその時に通常よりよりスリットを小さくするなどの工夫が望ましい。
・注意して根本の盛り上がりを電気メスやレーザーでけずると改善することが期待される。
これを少数の移植毛にテスト的に行なってみて結果がよければすべてに行なう。
・ケロイドの外用薬も有効かもしれない。
ということでした。
多分あなたのようなケースは学会で症例報告されるぐらい大変珍しいものだと思います。
私は現在まで同じ状態の方を1人、より軽い状態の方を1人計2人経験しており、それらの状態に対処した経験もあります。
今の状態を是非拝見させて下さい。
責任をもって今後の対応を検討してみます。
ご連絡をお待ちしております。
院長 今川
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