投稿者:K.Mさん

  • Q

    ありがとうございました

    2005.09.24

     昨日、貴院で手術を受けたK.Mです。スケジュールの都合で手術当日に横浜を発ち帰路につきましたが、無事帰宅することが出来ました。幸いドナー部の痛みも今日のうちには気にならない程におさまりました。
     昨日は術中のスタッフの方々に声をかけることで「スタッフの方の集中力がとぎれるのでは?」と(いらない?)心配をして、世間話の一つも出来ず何か無愛想な感じになってしまいましたが、逆にスタッフの方の真摯な姿に感心しました。逆に術中や術後には先生からお声をかけていただいたときは嬉しく思いましたし、特に術後の手術の内容の説明で、患者一人ひとりの頭皮の状態に合わせて手術の仕方(と言っていいのかわかりませんが…)を臨機応変に変えることが出来るあたりは「先生の豊富な経験のたまものかな?」などと勝手に感心したりしてしまい、貴院で手術をして本当によかったと思っております。
     植毛した毛が育つにはまだ相当の時間がかかりますが、これからその経過を楽しみにしながら生活していきたいと思います。
     若干遠方ですが、何かあればご連絡を差し上げますので今後ともよろしくお願いします。
     今川先生、それに横美会のスタッフの皆様、本当にありがとうございました。
                    まずはお礼まで

  • A

    Re:ありがとうございました

    2005-09-24

    KM様

    ご丁寧なお便りありがとうございました。
    以前に人工毛を行なって頭皮が少し瘢痕になっていたので、少し密度を下げて植え付けました。
    遠くにお住まいなので気軽に来院というわけにはいかないと思いますが、何かありましたら遠慮せずご連絡して下さい。
    お待ちしております。

    FUTが世界のゴールデンスタンダード(最高基準と訳せば良いのでしょうか)と言われておりますが、ドナーのヘアが細かったり1つ1つのFUが小さかったり(1本毛が多いなどのことを指します)する場合、結果がどうしても薄く見えることがあります。
    ・あらかじめ全てをFU株に株分けしておいて、1つのスリットに2つのFU株を一緒に入れる(例えば1本毛+2本毛で3本毛をつくる)ことを、フォリキュラー・ペアリングといいます。
    ・FUは不規則に存在しますが、FU同士がくっついて4本(2本毛のFU株同士がくっついている)に見えることがあります。日本人は4本毛は0~1%ですから、4本に見えるもののほとんどが2つのFUが0.2ミリ以内で存在しているものです。これらの状態をフォリキュラーファミリーといって、普通のダブルフォリキュラー株と区別します。
    普通のFUTだけでなく時々ペアリングやファミリー株を使うことがありますが、あなたにもペアリングを行ないました。これらはダブルフォリキュラー株よりずっと小さなスリットで植え付けられるので、ショックロスや頭皮の瘢痕化の予防に有効だと思います。

    院長 今川

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