投稿者:よしおさん

  • Q

    SMPと植毛デザイン計画について

    2018.07.30

    SMPについて教えてください。
    SMPは何年かごとにメンテナンスが必要とのことですが、経年劣化すると、見え方がどのように劣化するのでしょうか?一番不安なのは、刺青を入れた人全てに見られるのですが、経年劣化で滲んでいます。SMPの場合は毛根を描くので粒状で自然に見えると思いますが、滲んだ場合は粒が崩れ、単なる黒い面状になってしまわないのでしょうか?
    また、SMPと植毛の併用を考えています。幅広い薄毛部位全体をカバーするために低密度で植毛すると満足いく結果は得られないとの事ですが、そこにSMPを併用すれば、少ない植毛数でも満足いく結果にはなりますか? 現在前頭部から頭頂部にかけて完全に無毛状態のハゲです。そこに、20株ずつを全体に植毛し、ベースを作った上でそこにSMPを施した場合、完全に薄毛とは無縁なフサフサに見えることを夢見ているのですが、このような想定通り行くでしょうか?長い髪型だと、本数が明らかに少ないので不自然かと思いますが、4、5センチの短髪でヘアワックスで立ち上げるようなヘアスタイルであれば、うまく行くのではと想像しています。

  • A

    Re:SMPと植毛デザイン計画について

    2018-07-16

    よしお様

    SMPとは微小な針で黒い色素を頭皮のごく浅い層に注入する方法です。針を通常のタトゥーのように深く刺入すると黒い点は大きくなりにじみも生じやすくなりますし、何より黒が青っぽくなってしまいます。薄めの黒いインク(黒といってもその濃淡は様々で濃いとやはり青に変化します)を表皮内だけに注入すると点の大きさは変わりませんが、時間とともにグレーに退色していきます。そのため数年ごとに施術を繰り返すことが望ましいと説明しています。

    SMPは植毛の補助手段として登場した歴史がありますし、おっしゃるように植毛で採れる株数や密度が不十分な時にその併用はとても有効です。ただ植毛で20株/平方センチメートルはまばらすぎます。30株/平方センチメートルは欲しいところです。

    ヨコ美クリニック
    院長 今川

  • Q

    Re:Re:SMPと植毛デザイン計画について

    2018.07.16

    回答ありがとうございます。
    経年劣化は点のまま薄くなるのであれば、安心しました。
    SMPをするなら、増毛効果を最大限に得たいので最も濃い色で入れていただきたいのですが、その場合の経年劣化は黒→青→灰色という経過でしょうか?また、青の時期は他人に気付かれるほどの青でしょうか?それとも、実際にあり得るような自然な青色でしょうか? また、最終的にグレーになったとして、その先メンテナンスをしなければ消えていくのでしょうか?それともグレーが半永久的に残るのでしょうか?

    植毛は平均30株は必要なのですね。そこで教えていただきたいのですが、先生は前髪は40株、頭頂部は30株を推奨されていますし、ヘアラインを下げることも他の部位への移植本数が減ることから推奨されていないかと思いますが、私は元々額が広く、そのヘアラインへ植毛をしても額が禿げ上がって見えると思います。 SMPをする前提で、前髪も30株にして、その減らした移植毛でヘアラインを1.5cmほど下げるというアイデアは、現実的に考えて、達成可能でしょうか?禿げる前に憧れていた、4、5センチの短髪でワックスで前髪を立ち上げるようなさわやかショートに挑戦したいのです。

  • A

    Re:Re:Re:SMPと植毛デザイン計画について

    2018.07.17

    よしお様

    黒→灰色はその通りですが、青くなったらずっと青いのはイレズミを見てもわかると思います。SMPの元祖で家元といえるロスのNHIでは基本的に3つの濃さの黒いインクを組み合わせてグレーのグラデーションを作り、その人のヘアの色素に対応しています。日本人の黒髪でも一番濃い黒を使うとしばらくすると青に変わりそれは必ずといってもいいと思います。そのため当院では一番濃い黒は単独で使わないようにしています。グレーはしだいに退色しますが、完全に消えてなくなってしまうわけではありません。

    30株/㎠以下ではほとんどの場合濃さに不満が残ると海外の有名植毛医が報告していますが同感です。頭頂もできたら35株/㎠以上が望ましいのですが、薄毛の範囲と採れる株数の比率によっても変わります。生え際はインパクトが強く自然さが一番要求される場所ですから植毛でなるべく濃くするべきだと思います。奥まででなければ30株/㎠でも40株/㎠でも必要な株数はそれほど変わりません。例えば1.5㎝下げるとして新しい生え際の長さを16㎝とすると、24㎠の面積となり、30株/㎠植え付けでは計算上720株、40㎠のそれは960株ですから200株少しの差にしかならないわけです。私なら植毛で最大限濃くしたいと考えます。

    ヨコ美クリニック
    院長 今川

  • Q

    Re:Re:Re:Re:SMPと植毛デザイン計画について

    2018.07.21

    回答ありがとうございます。
    SMPは生え際ラインの調整も可能とのことですが、生え際ラインを植毛で下げるのではなく、SMPだけで1.5cm下げても額の広さを自然にカバーできるでしょうか?生え際の毛髪の長さとの比較で立体感が出ないので、不自然でしょうか?
    5mm下げる程度ならば自然でしょうか?

    SMPの劣化で黒→灰色になった場合、メンテナンスをせずに放置した場合、その灰色は自然な灰色でしょうか?他人にバレてしまうような不自然な灰色でしょうか? 将来的に経済的事情によりメンテナンスを受けられなかったり、20年後に高齢者となった時に、「不自然な跡」として残るような心配は不要でしょうか?

  • A

    Re:Re:Re:Re:Re:SMPと植毛デザイン計画について

    2018.07.23

    よしお様

    生え際最前列より5㎜から奥にかけてSMPでも良いと思いますが、それより前は植毛にすべきです。逆に下げるのは不自然に見えるために絶対に(!)おすすめできません。それからヘアの間の薄くなった灰色の点は不自然に見えないと思います。

    ヨコ美クリニック
    院長 今川

  • Q

    Re:Re:Re:Re:Re:Re:SMPと植毛デザイン計画について

    2018.07.29

    回答ありがとうございます。
    つむじ付近の薄毛はそこに30株を植毛しても、増えたように見えない人もいる、その時はSMPしか方法はないとの回答を以前拝見した覚えがあります。
    30株も移植しても増えたように見えないなんてショックだと思うのですが、なぜそのようなことが起こり得るのでしょうか?
    また、つむじ付近はSMPが最終手段なのであれば初めから植毛という選択肢を外し、SMPのみでいこうかとも思うのですが、SMPのカラーでつむじを埋めても他人にバレないものなのですか?

  • A

    Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:SMPと植毛デザイン計画について

    2018.07.30

    よしお様

    “薄く見える範囲のヘアがドナー部のヘアより明らかに細くなっている”あるいは“薄く見える範囲のヘア密度が下がった”の1つでも当てはまれば濃くできると思いますが、もともと生まれつきヘア密度が低いなど上の条件を満たさない場合には増えたように見えません。そのようなケースではSMPというわけです。どんな時でもSMPをすすめているわけではありません。

    ヨコ美クリニック
    院長 今川

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