投稿者:ふじさんさん

  • Q

    PRPとその他の成長因子系治療との違い

    2017.12.24

    先日は、SMPのカウンセリングでお世話になりました。
    あれから4か月近く経過しますが、未だに元通りに回復しない部分があり、(自業自得とはいえ)もはや自然治癒は不可能ではないかと懸念しています。
    カウンセリングでお伝えしたかもしれませんが、就職の関係で、個人的には来年12月までになんとかしたいと思っており、そろそろ様々な治療を最終的に検討し、その治療を受けるかどうか決めなければならない時期に入ってしまったと考えています。
    そして、植毛はできれば2年以上あけた方が良いこと、SMPは隠す治療であり回復させる治療ではないことからすると、成長因子系の治療を最後に受けてみる価値はあるのではと思っています。

    そこでお訊ねしたいのですが、
    先生は、PRP療法については、比較的肯定的な評価をされている一方で、その他の成長因子注入系の治療(HARG、メソセラピー、ヘアフィラー等)については概ね否定的な評価をされているように感じます。
    ですが、両者ともに、もともと自己の血液に含まれる成長因子を抽出して注入するのか、製薬会社の開発した薬剤を注入するのかという違いがあるとはいえ、結局は成長因子の力により毛髪の再成長を促すという点で共通性があるように思います。

    ・PRPだけがまだ検討に値し、その他は検討に値しないと先生が考えられる決定的な理由を教えてください。
    ・私の症例の場合、PRPを最終手段として試しに受けてみることには意味があると思われますか?(円形脱毛症に効果を示したとの海外の報告が2013年にあるようですが…)

  • A

    Re:PRPとその他の成長因子系治療との違い

    2017-12-26

    ふじさん様

    ・HARGやメソテラピーの多くは韓国のメーカーが製造していて我が国では認可を受けていない製品です。それらの方法は韓国でさえ広く行われているとはいえませんし、韓国毛髪外科学会でも話題になることはあまりありません。それに対してPRPは患者自身の血液からと由来がはっきりしていることと、皮膚科や植毛関係の学会でも多くの報告がなされている点でより信頼性が高いように感じています。
    ・個人的には他の治療法が無効だとしたら意味があると思います。有効性の実証がないにしてもかなりの医師が支持している方法ですから。

    院長 今川

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