投稿者:あおさん
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Q
FUT,FUEの選択について
2021.10.08
(※こちらでURLは伏せさせていただきます。)
こちらの動画の4分50秒あたりから話されている内容について先生の意見がお聞きしたいです。
メガセッションや植毛後に薄毛が進行して再び植毛をする可能性を考慮すると、基本的にはFUTのほうが最終的にとれる量が多いと思っていたんですが、間違いなのでしょうか?
また、最初に植毛手術を受ける場合はFUTのほうが2回目以降の手術を考慮すると、良いと思っていたのですが、FUEで受けたほうが最終株数が多くなるというのは本当なのでしょうか?
他院の動画ですので、失礼かとは思いますが何卒お願いいたします。 -
A
Re:FUT,FUEの選択について
2021-10-08
あお様
日本人のヘア密度は白人より低いのですが、それでも初回のFUTで採取できる最大株数は2,500株~3,500株です。
一方、FUEは将来AGAの影響を受けずに生え続ける範囲を逸脱して上すぎる範囲から採ってもおそらく2,500株まで、逸脱しない範囲だけからでは2,000株未満でしょう。(ここでいう株の前提は1つの毛包単位を含むフォリキュラー株で、これを細分して株数を水増しするスプリット法ではありません。)
最大限の株数を希望する人にはFUTとFUEの併用を提案しています。
FUTを繰り返した総株数は5,000~7,000株で、その後線状瘢痕周囲からFUEで1,000株は採れますし、それでも足りなければヒゲをFUEで採ることもできます。一方、初回にFUEで2,000株以上採るとドナー部がまばらになって2回目のFUEがむずかしくなったりFUTを行うと傷がとても目立つ状態になるわけです。
一度で2,000株以上のフォリキュラー株を採ったことがない、あるいは今まで同じ方から5,000株以上を採ったことがないクリニックは、そもそもFUTやFUEを語る資格はありません。
ヨコ美クリニック
院長 今川
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