投稿者:博士さん
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Q
20年以上前のドナー傷の赤みの治療
2022.05.30
20年以上前にFUT(当時はマイクロミニ)で植毛手術を受けました。
長年髪が長かったために気にしてませんでしたが
ここ最近、後頭部をやや短めの髪にしてみたところ
ドナー傷がいまだに赤みをおびてることに気がつきました。
今後、年齢的に後頭部の髪も薄くなることを考えると、いまのうちにこのドナー傷の赤みを治療したいと思っております。
再縫合などはリスクがあるために
それ以外の方法での治療を進めたいのですが、どのような方法がありますでしょうか?
色々検索するとVスタービームというものが見つかりましたが、Vスタービームで20年前のドナー傷の赤みが改善される可能性はありますでしょうか?
またVスタービームをドナー傷周辺の毛髪にも照射されることで、周辺の毛髪が脱毛してしまう懸念はありますでしょうか?
それ以外にも皮膚科のステロイドや、クリニックのレーザー、注射などの療法、または市販薬もふくめて
ドナーの赤みを改善を期待できる治療があれば教えてください。
(その場合も、周辺の毛髪への影響(脱毛の可能性)も教えていただけますでしょうか? -
A
Re:20年以上前のドナー傷の赤みの治療
2022-06-03
博士様
カモフラージュの手段はSMPとハンコンの周囲からFUEで株を採取して植毛する2つが考えられますが、いずれもその赤味自体を解消できません。赤味自体を改善できるとしたら、
・切除と再縫合で赤味のあるハンコンを切り取っても、おっしゃるように新しいハンコンが再び赤くなるリスクをあります。
・赤味をとる薬物については、科学的なエビデンスのある製品はおそらくないと思います。ステロイドは肥厚性ハンコンには有効でも、赤味自体には無効だと思います。
・レーザーなどの新技術
レーザー治療の進化は日進月歩です。現時点でそれが可能な機種があるかもしれません。Vビームを検索したのですが、これがハンコンの赤味に有効かは分かりません。レーザー専門医に伺うしかないと思います。
ヨコ美クリニック
院長 今川
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