投稿者:yosiさん

  • Q

    限られた本数

    2006.12.14

    投稿NOがまちがえていました。
    Rさんへ
    偏向的でしょうか?私もその某クリニックで4500本の移植をした者です。ただ、決してヨコミさんを批判するつもりはございません。いかに限られた本数で見栄えよくするのが自毛育毛ならば、なぜ、頭頂部に移植しないのか?私ならば満足できないと感じたから、先生がデザインや仕上がりについてどのようにお考えか聞きたかっただけです。

  • A

    Re:限られた本数

    2006-12-14

    Re: 無題 医療法人 横美会 -
    yosi様 R様

    R様の言うようにチャレンジ日記のKさんの頭頂部には植えつけておりません。
    Kさんもそれを希望しておりませんでした。
    プロペシアはツムジ付近への有効性がヘアラインより高いのは御存知だと思いますが、Kさんのようにプロペシアの効果を期待することも選択肢だろうと思います。
    もしそれが有効でなければそのあと植毛を考えればよいわけです。
    どこに植えつけてどこに植えつけないでよいのかは受ける方の自由です。
    限られたドナーをいたずらに広い範囲に広げてもまばらな感じになるだけです。
    いたずらにまばらに植えて結果的に満足できる濃さになることは残念ながらありえません(たとえ濃く見えるトリック写真でごまかしたとしても)。
    4000本ドナーをとっても40本/c㎡の密度で植えつければ100c㎡をカバーできますがもしワンパスできるとして80本/c㎡の密度で植えつければ50c㎡(ヘアラインから3cmぐらいの奥行き)しかカバーできません。
    私なら50c㎡を目指します。

    「某クリニックで2回で十分仕上がりが良い」のは喜ばしいことですが、
    インターネット上のその写真であなたが注意深くチェックして場合により掲載を依頼すべき写真は
    ・クローズアップ写真(特にヘアライン)
    ・オールバックでなくふつうのヘアスタイル
    ・頭頂部からの写真
    です。

    ここで某クリニックの植毛の結果についてコメントさせていただきます。
    ・株が大きい
    そんなものだと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが理髪店の方なら容易に植毛を受けたことがわかってしまう“雑さ”は気になります。
    日本人にMFU株はなるべく使用すべきでないと思います。
    ・ヘアラインの先端が一番濃くうしろ側はそれよりまばらになった例が多い
    ヘアラインは少しうすく奥の方に行くにしたがってしだいに濃くなるのが自然の状態です。
    オールバックにすると濃くみえるが手をはなすとその奥がとてもまばらで不自然な印象がなければよいと思います。
    ・説明する本数がいいかげん
    あなたも1c㎡に150本生えてるという前提でドナーを30c㎡とったから30×150=4500本と言われたのだと思いますが、ドナーの密度は個々にちがいますし後頭部と側頭部でもちがいます。
    それからドナー採取、株分けのロスもマイナスしないといけないはずです。
    測定もしないで具体的な数字を説明をする姿勢に疑問を持ちます。
    ・植えつけ密度の定義があいまい
    植毛医の常識では100%の絶対値は白人100FU/c㎡、アジア人80FU/c㎡でそれを分母としFU株で植えつける株数/c㎡を分子とします。
    9879でいったのですが某クリニックの場合ドナーの面積を何倍に広げたかで達成密度を表現していますがドナーの密度がもともと薄い場合その密度がもっと下がります。
    30%を2回といってもはるかに薄い結果しか得られないことがあるのもそのためです。

    最新のFUTはあなたのイメージよりももっと自然な仕上がりを約束できると思います。
    濃くすることは大切ですがそれだけなら大昔のパンチ植毛でもそれは可能でした。
    某クリニックの今までの方法はどちらかというと“濃くする”が“自然さ”よりも優先しているように思います。
    そこで働いている医師達もご自身の薄毛の改善には自分達の方法より細かく仕上げてほしいと絶対考えているはずです。

    院長 今川




    Re: 無題 yosi -
    ご返答ありがとうございます。おっしゃるように移植本数は名目ではなく、実質の数字を出してほしいものですね。
    まだ2ヶ月ですが、静かに見守っていこうと思います。




    Re: 無題 医療法人 横美会 -
    yosi様

    満足できる結果をお祈りいたします。
    私はあなたのご質問が特に偏向的だとは考えておりません。
    むしろそれをきっかけにして日ごろ感じていたことを述べさせていただく機会をいただきありがとうございました。

    院長 今川

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