投稿者:匿名さん

  • Q

    美容医の存在や、人の価値観。

    2004.05.08

    ここを見ていてもよく分かるけれど、人の価値観や規範はホント人様々です。
    性欲が命より大事という方もいれば、髪が命より大切という人もいます。
    又、失った髪を取り戻すため、去勢してオカマになった人もいますし、婆になるのが絶対嫌だから、40歳になったら自殺すると言い張っている子もいます。

    それらのものは、先生には理解出来ないことかも知れませんし、私も前記の一点だけ共感出来ないものが有りますが、
    極端に言えば、人間には人の数だけ様々な事情とか個性が存在すると思いますので、私にとっては何の価値も感じないものでも、その人にとっては死ぬほど重要ということはいくらでも有ります。


    前に、美容業界並びに美容科医を愚弄し蔑む記述が紹介されていましたが、
    ほっとけばすぐ命にかかわる医療だけが、最前線の高等医療だとは私は思えません。
    寧ろ日常に密着していて拘わりの深い身近に有るの医療は、美容医療だと思います。
    運悪く奇形体質の強い肉体に生まれついた者にとっては、それを改善すべく美容医療は必要不可欠な物です。それによって醜い体質が改善されれば、何よりの喜びが得られます。
    こんな素晴らしい世界は、美容医療しかないと感じています。正に芸術とも言える、美を造形・創造する究極の美学の世界です。

    どんな仕事でもそうですが、如何にいい仕事が出来るか内容の出来栄えが問題だと思います。同じ業種でも総てピンキリです。
    本当に良い仕事が出来る美容医であれば、他の科目の医者に引け目を感じるどころか、寧ろ逆に自信を持って胸を張れる職業だと思います。

    それと美容医に重要なのは、美容は感性の問題が大きいので、個人の個性や主張や好みを、如何に理解して受け入れてやれるかという、間口の広さだと思います。
    冒頭で言いましたように、人の好みとか価値観は、その人それぞれの事情とか個性とか性格で大きく変わってくるものですから、自分の物差しを押し当てて推し量り、自己の価値観を人に押し付けないことが、人間において総てに通ずる一番大切なことです。
    もちろん先生は頭が良くて確りした方だから、そのことは良く分かっていらっしゃるのは私も良く分かっていますが、人間というのはついどうしても無意識のうちに、自己に備わった尺度・基準で物事を考え判断しがちなのですので、常にそれを意識した自己修正が必要なのです。

  • A

    Re:美容医の存在や、人の価値観。

    2004-05-08

    貴重な意見をありがとうございます。
    たかが○○、されど○○という言い方があります。
    ○○は”植毛”とか”美容医療”にいいかえてもいいと思います。
    これはおっしゃるように個人の感性or個人技(芸術というには仰々しすぎますし、また嫌味な言葉です。)によるところが大きい事も非常に同感です。
    それゆえ、巷で流行っているチェーン展開、つまりマニュアルによる分院化に抵抗感をもつ一人です。
    独断と個人の感性の区別も困難です。今後自分でわからない独断の度が過ぎたらアドバイスよろしくお願いいたします。

    院長 今川

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