投稿者:医療関係者さん

  • Q

    医学的エビデンス

    2005.11.24

    植毛とは直接関係ないことですが、応えて頂ければ幸です。
    育毛、発毛に良い事として巷では「マッサージ、規則正しい生活、高蛋白低脂肪低カロリー食、亜鉛etc.」様々なことが言われていますが、そのなかで研究などにより医学的エビデンスが実証されているものはあるのでしょうか?

  • A

    Re:医学的エビデンス

    2005-11-24

    Re: 医学的エビデンス 横美会 -
    ご投稿ありがとうございます。
    「ヘアに良いこと」と「男性型脱毛症に有効なこと」は違います。
    育毛を行なっている施設や医療機関でよくこの2つを意図的にor無意識に混同させていると思います。
    あなたのおっしゃる項目全ては前者についてであって(もっともそれら全てにエビデンスがあるわけでもありませんが、常識的には肯定できると思います)男性型脱毛症についてではありません。
    FDAははっきりと男性型にエビデンスがあって有効なものは現在のところ
    ・プロペシア
    ・ミノキシジル
    ・外科治療(植毛etc・・・)
    の3つだけだと断定しています。

    院長 今川




    Re: 医学的エビデンス tt -
    横レス失礼します。なぜFDAはプロペシアのみでプロスカーも同様に有効と記載しないのでしょうか?同じ成分ですよね?やはりプロスカーは前立腺のために開発されたもののため、公表しないのでしょうか?それともプロペシアに含まれるフィナ以外の添加物が関係しているのでしょうか?よろしくお願いします。




    Re: 医学的エビデンス 電車 -
    さらに横レスですが単純にプロスカーは前立腺のための薬で分割するとプロペシアと同じフィナステリドの量になるだけなのでそのまま飲用しないためだと思います。またその他の成分も違うためではないでしょうか?

    http://bluetrein.de-blog.jp/datumou/
    ↑私の体験記




    Re: 医学的エビデンス 医療関係者 -
    返信あありがとうございます。
    「男性型脱毛症についてではありません」とありますが
    例えばタバコや高カロリー食は男性ホルモンを増加させるという研究結果が出ています。
    男性型脱毛症はもちろん男性ホルモンのみが原因ではありません。しかしDHTを阻害するフィナステリドが有効なことをふまえるとやはり男性ホルモンを過剰分泌させないことが、多少なりとも男性型脱毛症に有効といえるのだと思うのですがいかがでしょうか?




    Re: 医学的エビデンス 横美会 -
    男性型脱毛症の方とそうでない方の血中のテストステロン(男性ホルモン)のレベルに差はありません。
    若ハゲを防ぐのは男性ホルモンのレベルを下げるのではなくて、テストステロンをDHTに変換させるメカニズムを阻止するという事になります。
    タバコや肥満が若ハゲに問題あるというエビデンスはありません。以前ワキガで有名な大先輩の稲葉博士が「食生活が西欧風になったら脂肪摂取過多で若ハゲが増える」と唱えましたが、アメリカの植毛医たちはそれについて否定的な見解でした。

    tt、電車 様

    プロスカーはプロペシアと全く同じ成分ですが前立腺肥大の治療薬として承認されています。
    FDAでも厚労省でも薬の適応外での使用法についての有効性の記載はしないのは当然です。
    つまり男性型脱毛症の治療薬としてもともと製薬会社が申請をしていないのにFDAがおせっかいに他の適応の有効性うんぬんをすることはないと考えます。

    院長 今川

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