投稿者:でるさん
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Q
ドナー傷の修正
2007.07.17
他院で2度目の術後2ヶ月ですが、ドナー傷が5ミリほど
となり気になっています。術直後はテンションがかなり強く、今でも多少はドナー部の張りを感じるため、テンションが
原因で傷が広がったのだろうと推測しています。
ヨコ美様で修正手術を行おうかと考えていますが、どのよう
な方法で行うのでしょうか。Trichophytic donor closure
でしょうか。その縫合を行った場合、再度傷幅が広がってし
まうことはあるでしょうか。
FUEで傷の上に植毛をすることも考えていますが可能でしょうか。 それぞれの修正方法のメリット・デメリット、費用を
おしえてください。よろしくお願いします。 -
A
Re:ドナー傷の修正
2007-07-18
ご投稿ありがとうございます。
広くなったドナー傷の修正はその傷を切除縫合する方法と植毛(FUTの他にFUEも可能です)が考えられます。
●切除縫合のメリット・デメリット
広がった傷を切り取って新たに一本の線の傷にするわけですが、おっしゃるようにそのまま目立たない傷になるとは限りません。
再度幅の広がることはありえるというより必ずある程度はそうなると思います。
ただ前2回は最低1cm幅のドナーを採ったためにテンションが強くなったわけですが、修正は広がった傷だけ採る分改善される可能性は大きいと思います。
切除の場合もちろん新たなドナーが不必要なことはメリットだと思います。
●FUEのメリット・デメリット
縫合では最悪変わり映えがしないこともありえるのに対して植毛では必ず改善するという点はメリットと言えます。
ただデメリットとしては
1.傷の周囲は100%の密度で傷は0%なので1回の植毛では不十分、つまり目立たなくする為には2回以上の植毛が必要となる点
2.ドナーが必要になる点
なおFUEは線の傷ではないが目立つ目立たないは別にしても虫食い状に白い斑点は残ります。
3.手術費用が縫縮に比べ高額な点
があります。
院長 今川
縫縮の場合10万ですが、植毛は植えつける範囲によって費用が変わってきます。
FUEの場合は1株1500円で行っております。
事務 上條
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