投稿者：ヨコ美クリニックさん

• Q

  【ヨコ美クリニックより】AGAと薬について質問をいただきました

  2013.02.22

  前にも相談させていただいたもうすぐ２２歳になる者です。何度も申し訳ありません。前にもご指摘していただいた通りに二つのＡＧＡ専門のクリニックの診察に行ったのですがどちらにもＡＧＡかどうかは分からないので遺伝子検査をするか薬の服用をしながら様子見することを勧められました。二つのうち一つのクリニックの先生には生え際の短い毛や後退した感じもあるから可能性はあるけれど断定はできないと言われました。この場合検査を受けるべきでしょうか。あるいはこのメールで写真を添付して先生に診断していただくことは可能でしょうか。また別件でミノキシジルタブレットの話になり副作用はほんとんどなく、長期服用できると聞いたのですが本当でしょうか。重い副作用があった方々が多いとネットに情報があったのでちょっと信じられません。

• A

  Re：【ヨコ美クリニックより】AGAと薬について質問をいただきました

  2013-02-22

  遺伝子検査についてはデータ数が少ないことなど種々の理由で現時点では信頼性が不十分で、経験のある医師の診断より正確だとはいえないと思います。
  個人的な意見を言わせてもらえばAGA専門クリニックの姿勢は少々腑に落ちません。AGAと診断できない段階でプロペシアを処方するべきではないと考えるからです。
  薄毛に悩む多くの若い方々が診断なしでプロペシアの処方を受けていて、医師も処方を漠然と続けています。
  結論から言えばあなたが仮にその検査を受けたとしてもかなりの確率でAGAと診断されプロペシアを効果の如何に関わらず継続することになりそうです。
  ただそれであなたの悩みは解消されそうにもないことは確かでしょう。
  当院でも写真だけで正確なAGAの診断を下せるとは確約できませんが一度現状を拝見させて下さい。
  
  ミノキシジル5％の外用薬でさえ1000人に1人の割合で循環器系の副作用を訴えるという報告がアメリカではあるそうです。
  ミノキシジルタブレットでは腸から吸収されるため副作用は外用薬より大きいはずですが、ミノキシジルタブレットの極量（一日に服用できる最大量）は100㎎ですから5㎎程度は微量といえます。
  実際的には副作用はほとんどないというのはその通りです。”重い副作用”という情報の出どころを、是非お知らせ下さい。
  
  院長　今川