投稿者:植毛次郎さん
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Q
未来を見据えた植毛について
2021.03.08
28歳で現在1のような状態で、m字部分と生え際に植毛を考えてます。おそらく植毛をすれば2の状態になります。
ただ、3の①にある部分も薬を飲んでいても少しづつ薄くなっているため将来的になくなるでしょう。5年後にはないと思われます。
②の部分は現在完全なこと、ただし薬を飲んでない家族は家計的には皆ハゲてることを考えると、②の将来がわかりません。
今回m字部分+生え際下げるで1500グラフト使った場合、①の部分も将来的に植えたら株はもう無くなってしまうのでしょうか?
②はツムジの薄毛のパターンにすると画像にも書かれてます。(こちらの画像はヨコ美クリニックのhpから借りました。)
理想は、①、②ともに植えることですが、株数が足りるのか心配です。①.②ともに中途半端に植えるのでしたら、①とM字、生え際下げるだけでドナーをしっかり使い正面から見た時にふさふさに見えるようにしたいです。
①とM字だけで全てドナー使うとなると、②の部分をSMPになりますが、正面からの違和感はないでしょうか?
医師からは生え際を1cm下げると、かなりの量のドナーを必要となるため、将来薄毛が進行したときに②の範囲に移植するドナーの量が足りなくなる可能性があると言われました。2cm下げたら確実に足りなくなるようです。
①の部分が薄くなっている私のようなm字植毛の場合、生え際を下げるのは微妙でしょうか?①の部分に補足的に植えることもできるそうです。 -
A
Re:未来を見据えた植毛について
2021-03-05
植毛次郎様
FUTで採取可能な総株数は5000~7000株(平均6000株)とされていて、もし複数回の植毛で6000株採取できたとすると、それで濃くカバーできる面積は150平方センチメートルとされています。男性の手のひらサイズは100㎠なので150㎠は手のひら一個半に相当します。6000株採取後、FUEでもう少し、さらに髭から採取して(髭はほとんど1本毛なので頭髪の平均値1株2本毛よりボリュームアップ効果は低くなります)追加するとしても限界はあります。植え付けるM字の面積+①+②が150㎠より大きい数だとすべてを濃くはできません。②よりも①の方が優先されるべき範囲だと思います。その意味でおっしゃっていることは私も同感です。私の方針でも①+M字を優先し②はSMP、あるいは①+②を植え付け密度を下げてカバーし、その範囲に後で SMPを検討します。いずれにしても生え際の下げ幅は控えめにする方が良いと思います。
ヨコ美クリニック
院長 今川 -
Q
Re:Re:未来を見据えた植毛について
2021.03.05
回答ありがとうございます。人それぞれ違いますが、植え付けるM字の面積+①で大体何グラフトぐらい植えることになるのでしょうか?生え際を2cmぐらい下げてしまいますと、生え際+M字+①だけで6000株なくなってしまう可能性もあり得ますか?
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A
Re:Re:Re:未来を見据えた植毛について
2021.03.08
植毛次郎様
M+①では最低2000株、場合によっては2500株以上のメガセッションをお勧めします。理論的には日本人の後頭部のドナー密度80毛包/㎠の半分の40 株/㎠が多くの方の納得できる植え付け密度だとすると6000株÷40 株/㎠=150㎠になって、それは男性の手のひらサイズ(10cm×10cm)の1個半に相当しますが、生え際+M字+①がそれ以上の広さなら、おっしゃっていることはその通りです。もちろん定着率も100%ではないので実際には理論値より少し薄くなると思いますが。
ヨコ美クリニック
院長 今川
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