投稿者:Kさん
-
Q
修正について
2021.04.02
質問失礼致します。
Sクリニックにて1回目の植毛をM字部分に行いましたが、赤く盛り上がり密度も薄く、毛の向きも不自然な向きになりました。
一度、針脱毛で抜き、ケロイド治療をおこなってから再度植毛を検討していますが、針脱毛及びケロイド治療は行った方が良いか教えていただきたいです。 -
A
Re:修正について
2021-04-05
K様
拝見せずに断定はできませんが、ケロイドというよりも植えつけた範囲全体の皮膚が線維化による“たんこぶ”のような盛り上がった状態になっているのかもしれません。これはリッジングといって体質や株の植えつけによる移植部へのダメージによると考えられます。これは以前の大きな株を使う頃には多く見られましたが最近のフォリキュラー株を使う方法になって少なくなりました。ただ今でもパンチ穴や大きなブレードやスリットを使うクリニックではおこりやすいと思います。
当院のブログ“植毛の失敗はこう直す(第7回植えつけた範囲がコブになってしまった)”https://ameblo.jp/shokumou-yokobiを参考にしてください。いえることは以下の点です。
・移植毛の針脱毛はリッジングを悪化させるかもしれません。
・ケロイド治療に使われるステロイドの局所注射で改善できるのかは分かりません。
・密度アップのための2回目の植毛では以下のリスクを生じます。
① リッジングの悪化
② ハンコンによる発毛率の低下
完全な解決策は極論すればその部分の切り取りしかありません。
リッジングは触らなければ他人からわからない状態だと割り切って、定着率は少し下がっても密度アップを図るべきだと思います。また前回の移植毛の脱毛は最小限にしてなるべく利用するべきです。
ヨコ美クリニック
院長 今川
気になること、薄毛の悩み、
植毛技術のこと等、
お気軽にご相談ください