投稿者:マサさん

  • Q

    二ゾーラル・シャンプーのについて

    2003.12.09

     ニゾーラルの主成分、ケトコナゾールのDHTの抑制作用は、プロペシア(フィナステライド)のように「テストステロンからジヒドロテストステロンへの変換を阻害する」タイプなのでしょうか、それともスピロノラクトン(をローション上にして塗布した場合)のように「毛包の受容体にDHTが結合することを阻害する」タイプなのでしょうか?

     自分も二ゾーラル・シャンプーを使用してみたいのですが(もう育毛剤を持ちたくないため、手軽で効果的なシャンプーを試してみたい)、植毛前に数年フィナステライド製品を使用しており、既に効果が出なくなっていますので(慣れ?耐性?使用すると逆に猛烈なかゆみと炎症を引き起こし脱毛を引き起こします。デュタステライドも、かなり無毛部分に生えたものの8ヶ月ほどで新規の発毛分が脱毛してしまいました。)後者のタイプでないと、二ゾーラル・シャンプーを使用できません(私の調べでは、後者の阻害タイプは、それ程慣れ(耐性?)も報告をあまり聞きません。自分なりに調べたのですが、何処にも載っていないようなので、先生も多忙とは存じますが、ご教授いただければ幸いです。

  • A

    Re:二ゾーラル・シャンプーのについて

    2003-12-09

    ご投稿ありがとうございます。
    ケトコナゾール(ニゾラール)はもともと水虫など真菌(カビ)の薬です。経口剤でテストステロンのレベルを下げると言われております。また2%ミノキシジルに相当する効果があるという報告をされておりますが、正確なメカニズムはよくわかりません。脂分を落とす作用も強いので、皮脂とともに頭皮のDHTを洗い流すのではないかと言われております。ただFDAで正式に育毛の効果ありと認められたわけではありません。欧米の植毛医が、経験的に注目し薦めているのが現状です。私自身フケと脂分の長年の悩みがこれで解決したので、どうせシャンプーするならヘアに良いものというニュアンスで使用しております。この場合リーズナブルに入手出来るというのが前提でしょう(アメリカでは1%シャンプーは20$程度で店頭販売、2%シャンプーは処方箋が必要でした)。

    P.S
    育毛が主体のヘアクリニックは、育毛剤の効果を誇張して高額で販売する傾向があるようです。

    院長 今川

  • Q

    Re:Re:二ゾーラル・シャンプーのについて

    2003.12.09

    ケトナゾールで髪が生えてくる訳ではありません。ですから当然フィナステライドの代用にもなりません。
    よくプロペシアで耐性がつくといった書き込みがありますが、これは誤った情報です。2年の間、顕著に効きますが、その後はDHTレベルは通常状態の人と同じになりますから効果を感じにくくなるだけといった方が正解です。
    プロペシアは現在の医療の中で非常に安心な薬剤です。
    一度飲んで休むと効かなくなるという事はありません

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