投稿者:匿名さん

  • Q

    《レーシック》

    2004.03.01

    レーシックとか言う近眼の画期的な治療法が実は裏で密かに広まりつつあるようですが、やはり保険の適応は無いそうです。

    何かこの植毛の世界に似ているものを感じました。
    私は目こそは悪くは無いのですが、メガネも鬘も同じようにとても鬱陶しいものに感じます。

    目が悪いと生活の中での【実質的な機能上】不便を来すのは間違いないわけですが、
    禿げは別段【機能上】においては支障は無いと思います。

    しかし我々(男性も女性も日本人の略総て)は、なぜ禿げをこんなにまで気に掛け、死にたい程悩み苦しむのでしょうか?!


    このレーシックというのは、角膜の一部をちょっと削り取ることによって、どんな生まれつきの酷い近眼でも、うまくすれば1、0の視力迄引き上げることが出来るそうです。
    で、料金の方は日本一安い所が北陸の方に在るクリニックで、保険を利かせなくても両眼でたった30万円で出来るそうです。高い所は高いところで、両眼で100万以上だそうです。

    なにかこの世界との共通点を色々感じたのですが、どうなのでしょうか?
    医学的な見地からすると、この両者は同質の範疇と考えられるものなのでしょうか?

  • A

    Re:《レーシック》

    2004-03-01

    ご投稿ありがとうございます。

    近視も薄毛もおっしゃるようにうっとうしい悩みではあります。それらへの医療機関の対応もある意味とても似ています。
    つまり最先端の「医学」という側面とそれを「ビジネスチャンス」ととらえる側面があるわけです。
    保険が使えない自費診療では、各々のクリニックが勝手に治療費を設定できます。内訳は必要な経費+利潤(儲け)となり、経費は
    ・クリニックのテナント代or土地、建物代
    ・広告費
    ・人件費
    ・材料費
    ・ロイヤリティ、外注費、リベート
    となります。
    医師・スタッフを大勢雇って、派手に広告をやり、経営者(医師とは限りません)がマニュアルのノウハウを他から金で買えば当然経費が高くなります。もちろんどれくらい儲ければ良しとするかはクリニックによります。
    その意味でおっしゃるようにレーシックと植毛は同質の範疇と考えられます。
    なお、治療費と治療内容は相関関係はないと思います。治療費が高くて結果の酷いクリニックは多く存在します。
    反対に治療費がとても安くても結果が悪ければ経営が成り立ちません。なぜならその場合患者の数が減って高いクリニックよりずっと早くつぶれてしまいますから。2つの分野とも『手術の結果がすぐ分かる医療』だという点も非常によく似ています。

    院長 今川

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