投稿者:コアラさん
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Q
移植部との境目
2019.10.24
将来的に丸坊主にしたり、抗がん剤治療などでスキンヘッドになった場合は移植部の毛穴を作った箇所との境目は目立ってしまうものなのでしょうか?
特にパンチで毛穴を作った場合は既存の毛穴よりも大きさがあるかと思いますので結構境目がはっきりしそうな気がします。 -
A
Re:移植部との境目
2019-10-22
コアラ様
植え付け密度が低いあるいはFMU株を使うとおっしゃるようなことが起きると思います。
パンチ穴による植えつけでも株がフォリキュラー株だと毛穴自体には問題ありません。パンチ穴の方が高密度の植え付けが難しいという点はあります。
もう一つパンチ穴の方が移植の頭皮の地肌が傷っぽくなりやすい。つまりリッジングが起きやすいということです。
ヨコ美クリニック
院長 今川 -
Q
Re:Re:移植部との境目
2019.10.22
FMU株とは初耳ですがMFU株とはまた別の種類の株でしょうか?
またリッシングや密度の低さはヨコビさんでなるべく目立たないようにカモフラージュできるものなのでしょうか? -
A
Re:Re:Re:移植部との境目
2019.10.24
コアラ様
現在の植毛は一つの毛包単位(毛穴の状態でフォリキュラーユニットといいます)が基本で、株にフォリキュラーユニット1個を含む株(FU株)が使われますが以前は1株に複数のフォリキュラーユニットを含む株分けがされてきました。
例えばフォリキュラーユニットを2つ含むダブルフォリキュラー株、ずっと以前のパンチグラフトは4~15個のフォリキュラーユニットが含まれていた大きな株でした。
2つ以上のフォリキュラーユニットを含む株はマルチフォリキュラーユニット株といい、それがMFU株です。
FUEでも2つのフォリキュラーユニットを同時にくり抜くと4本毛になって厳密にはMFU株です。
リッチングは通常触らないと分かりません。密度の低下か追加の植毛かSMPでカモフラージュすることになります。
なおブログ“植毛の失敗はこうなおす”でMFU株については、
“第6回大きな株の不自然さが気になる(MFU株)”
“第13回まぶたが腫れてしまった”
で、ふれているのですが、
“第7回植え付け範囲がコブになってしまった”
“第10回まばらな仕上がりにがっかり”
でリッチングと低密度について触れています。一読して下さい。
ヨコ美クリニック
院長 今川
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