投稿者:VYさん

  • Q

    3回目

    2006.08.07

    31日にお世話になりました。今までに2回手術を受け(面積でドナー本数を出すところ)、濃すぎるヘアーラインと盛上がって定着した瘢痕、そして何より左右の耳の上から後ろにかけての2本の1CMの幅をもつツルツルの傷に悩んでいました。盛上がった株は肉眼でも確認できて、1つのスリットに2FU、2個入っていますが株のサイズがボリュームオーバーで、スリットとのサイズと合わずそのまま定着してしまったものだと素人考えながら思っていますが、先生の見解はいかがでしょうか?遠くからみるととても濃くみえますが、近くだと段々畑のように、大げさな言い方をすれば大仏の頭のように束になって生えていて一部分の密度は濃いのですが、全体的に見ると間隔がかなりありまばらな感じは否めません。
     今回手術を受けてみて、その株のサイズに驚きました。自分が受けた○○○式最新のFUTという謳い文句は単なるMFUだとよくわかりました。
    それは瘡蓋のサイズでわかります。MFUが極細粒納豆とすればFUTは点です。
    点の集合体だから瘢痕もそれほど気にならないと思いますし、自然な生え方になると思います。また、前2回ともかなり鼻のほうまで腫れましたが今回はこめかみにも植えたので相当腫れるのを覚悟していましたが、全く大丈夫です。
     不覚にもドナーが多く採れるという理由で2本の傷を選択しましたが、その間隔は3CMもあり、1本に修整するのは無理だろうと思っていましたが今回のオペで半分以下になり、ツルツルの傷も目立ちにくくなりました。ドナー採取のデザインセンス、ハイレベルな切開と縫合技術、その値段を考えるととても良心的な医師に巡り会えたと思いました。カウンセリングでは大きな傷の悪条件もあるので2000本も採れるか難しいということでしたが、電話でも相談にのってくださり2500本コースで傷の長さをのばす方法を選択し、悪条件の中最終的に3200本も採れてとても嬉しいです。多く採れた場合の代金の請求もなく1〜3本毛の総数も正確にカウントしているのでとても誠実なスタイルだと思いました。8ヶ月後に早くも4回目を考えています。あと何回オペができるかわかりませんが、最終的には1本線のドナーの傷にしたいと思っています。先生、スタッフの皆様感謝しております。ありがとうございました。

  • A

    Re:3回目

    2006-08-07

    Re: 3回目 S.Y -
    横から失礼いたします。
     VY様、とても貴重なご感想ありがとうございました。
    私も長年にわたる情報収集とカウンセリングの末、2何前にこちらのクリニックを選択しましたが、他院を知らないので、比較においてとても参考になりました。
     先生の誠実な対応と、技術力を信頼しておりましたが、VY様の書き込みを拝見し、初回から今川先生にお世話になれて、本当にラッキーだったのだと改めて思いました。巷にはさまざまな業者があふれているようですので、手術を考える場合はしっかりとした判断が必要だと思いました。
     今川先生、スタッフの皆様のさらなるご活躍を期待しております。




    Re: 3回目 S.Y -
    2何前→2年前でした。



    Re: 3回目 電車 -
    横から失礼いたします。
    私も2年前から施術を行っていますが他院の経験がなく比較ができずにいましたが詳細な経験談ありがとうございます。ヘアライン付近に3本毛以上の株を入れると不自然に見える(頭頂部付近は別でしょうが)という体験談は貴重です。1または2本毛の株でないと適さないということでしょう。
    また私も2本傷にしても多く本数をとれる方に魅力を感じていましたが術後むしろその傷跡に(特に側頭部)悩まされるのでは折角の植毛の効果も半減です。
    初めて植毛する場合は知識や情報量が乏しくとにかく改善したいという気持ちが優先されてしまい結果があまり良くないという状況になってしまっては意味がありませんので私も参考になりました。

    私の体験談↓
    http://bluetrein.de-blog.jp/datumou/



    無題 医療法人 横美会 -
    ご投稿ありがとうございます。
    現在まで順調な御様子でスタッフ一同喜んでおります。
    抜糸お待ちしております。

    日本人のヘアは白人に比べて黒髪で太いという特徴があり、絶対に自然さからいってFU株をつかうべきだと思います。
    特にヘアラインはそうです。
    あなたのおっしゃる盛り上がった株の状態は
    ①ヘアラインを下げすぎたので頭皮と比べ厚みのうすい額の皮膚とそこへ植えつけられた株の深さとのギャップが存在している。
    ②MFU株を植えつけるための大きいスリットが植えつけ部分に大きな瘢痕をつくった。
    という2つの原因のためだと考えています。

    MFU株では大きなスリットが必要であり、そのため1c㎡に入れられるスリットの数が少なくなってしまいます。
    大切なのは株数orスリット数/c㎡であって本数/c㎡ではありません。(10年前のパンチ植毛でも本数/c㎡は結構多かったと思います。)
    大きな株をつかうメリットは主に医師側にあります。
    つまり同じ本数では株数がへるので手術時間や作業量が少なくなります。
    そのために
    ・不自然さ
    ・より大きなショックロスのリスク
    ・より大きな植えつけ部分の瘢痕化
    という代償を払うことになります。
    欧米のように1株いくらで手術代が設定されていなければ手術料が安くなるというメリットもないので受ける方は圧倒的に不利になります。

    MFU株はFUの間の頭皮も含まれているのでそこの休止期のヘアが温存されるという理屈もありますが「休止期のヘアがみえない」、「休止期のヘアがFUの間の頭皮に存在する」こと自体完全に肯定されておりません。
    要するに大きな株のメリットで証明されたものはないということです。
    「小さなFU株は濃くなりにくい」という意見もありますが濃いうすいは同じ面積に入る移植毛の本数で決まるのであって株のサイズではないと思います。
    もちろん大きな株の方が容易に濃くできるとは思いますが。
    それでももしMFU株をつかう方がFUTより良いと考えるならそうすればよいのであってMFUをFUTといつわって一般の方にPRするのは“詐欺的行為”だと思います。
    MFUをつかう場合は定義からいってFUTとは呼べないからです。

    辛辣な表現をすると密度の測定をせず面積で設定し、一本の傷でなくより安易な二本の傷でとる、同じ本数でも大きな株に株分けをして株数をへらすなどはチェーン展開のためのマニュアル化には有用かもしれません。
    技術うんぬんの他に、チェーン展開しているクリニックのいっていることの大きな“ウソ”はどこの施設でもどの医師でも同じ結果という幻想を与えるということです。
    違う画家が同じ絵具で同じものを同じ手技で描いても同じ絵にはなりません。
    各々画風(or上手い下手といってもいいかもしれません)の違いが必ず存在します。

    院長 今川


    SY 様

    ありがたいお言葉に感謝いたします。
    時に以前の方の結果を拝見して「現在ではもっと・・・」と感じるのですがこの分野では多分これで極めたということはないようです。
    すべての方に満足していただくのは不可能だとは思いますがそれを目標にして日々精進していく所存です。

    院長 今川




    Re: 車 -
    横から失礼いたします。
    電車様にお伺いしたいのですが、その後経過はどのように推移されているのでしょうか。
    もしよろしければお教えいただければうれしいです。

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