投稿者:コージさん

  • Q

    植毛

    2006.02.02

    こんにちは。植毛によって男性型脱毛が進行することはない。とのことでしたが、それは本当に間違いないのでしょうか?過去ログを読むとショックロスの原因はまだよく分からないと先生はお答えになっています。その一つとして一時的な頭皮下の血流などの変化ではないか。とのことでしたが、ショックロスの原因がまだはっきりと分からないという事、また男性型脱毛のメカニズム(特にレセプターの感受性について)が不明な点が多い事を考えると、植毛により頭皮下の血流などが変化し、脱毛症を悪化させる事も100%は否定できないのではないでしょうか?(一番怖いのは植毛後に脱毛症が上記のような理由などで悪化したとしても、医師に「それはショックロスです。」とか、「別に植毛のせいではなく、男性型は進行性だから必然的なもの。そうなる運命だった。」と、言われてしまえば、それでかたずけられてしまう気がするのです。大抵な人は医学的な知識はないから、悪い言い方をすると丸め込まれる危険があるからです。)

  • A

    Re:植毛

    2006-02-02

    ご投稿ありがとうございます。
    男性型脱毛症はおっしゃるようにレセプターの感受性がポイントでしょう。
    それが“ON”になる時期や範囲は遺伝的要素が強いと思います。
    植毛によって今の状態を以前に近い状態にもどす、つまり時計を逆に回すことはできても針を止めることはできません。
    つまり薄毛の進行を止めるわけではありませんし、また遅らせることもできません。
    反対に薄毛のスピードアップをすることもないと思います。
    薄毛の進行で植毛の効果が相殺されたとしても植毛を行わない場合はもっと薄くなっていたはずだとも考えられます。
    これはフェイスリフトなどのしわとり手術にも言えることです。


    ショックロスについては既存のヘアの喪失という意味で(ほとんどは一時的なものですが永久的なものも確かにありえます。)薄毛をスピードアップさせるともとれます。
    ただこれはむしろ植毛の合併症と位置づけるべきです。
    合併症のリスクがあるから手術はダメだ、というわけでもないと思います。

    院長 今川

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