投稿者:トムさん
-
Q
生え際について
2005.10.24
こんにちは。いつも掲示板を拝見していますが、先生の質問者に対する親切な受け答えには感心しきりであります。今度先生に植毛をお願いしたいと思っているのですが、私の場合は生え際の毛が屋内では薄く見えないのですが、屋外、特に悩んでいるのが日光に弱い事です。夕日の時刻は本当に精心的に厳しいです。つまり生え際の密度が下がり毛が細くなった結果、透けて見えてしまいます。そうなると当然、ボリュームが落ち、風にも弱いです。そこで質問です。ヨコ美さんの植毛の説明を読んでみると、もちろんドナーの太さなどの個人差はありますが、約50%の密度を達成すると薄毛に見えない。とありますが、その薄く見えない定義とは屋外、特に日光に正面から照らされた時でも透けて見えないくらいの状態にできるという事でしょうか?もちろん生え際は誰でも、少しは薄いものだとはおもいますが。
-
A
Re:生え際について
2005-10-24
ご投稿ありがとうございます。
「ドナーの50%になると薄毛に見えない」という根拠は数年前にフィリピン系アメリカ人の実験から言われているのだと思います。
側頭部の頭皮1cm四方に目印をつけて、その範囲のヘアをだんだん抜いていくと50%抜いた時点でそこだけ薄く見えたことによります。
ただ彼の場合
・もともと200本以上の密度があった
・薄毛がない、つまりヘアは細くなっていなかった
という条件がありました。
あなたのケースについてですがドナーが80~100FU(160~200本)/c㎡の濃さがありその50%つまり80~100本/c㎡以上発毛した場合そうなると考えて下さい。
ただ私達日本人は直毛で黒髪という条件のため、頭皮の地肌が透けやすく50%になった場合でも太陽光線で照らされても透けて見えないか?ぬらしても透けて見えないか?といわれると絶対“YES”とはいえません。
多分その条件では“もう少し”と感じるような方がいらっしゃるように思います。
院長 今川
気になること、薄毛の悩み、
植毛技術のこと等、
お気軽にご相談ください