投稿者:ƿ̾さん
-
Q
ショックロス
2005.09.09
ショックロスをすくなく(ほとんどなく)する、一度でなるべく多くの密度を確保する(一度のみの手術で満足する、または2度の手術でかなりの密度を確保する)などの植毛技術は向上のめどなどはあるのでしょうか?
ぜひ詳しくお聞かせ願えますか?
また貴院でのカウセリングは予約を入れ、どのくらいでうけれるのでしょうか?
その際カウセリングをしていただけるのは今川先生なのですか? -
A
Re:ショックロス
2005-09-09
ご投稿ありがとうございます。
一度になるべく高密度を達成するというのは植毛を受ける方のニーズですし、1つのゴールでもあります。
むしろスリットの密度が上がれば上がるだけショックロスのリスクも上がると思いますが、かといってそれを恐れてまばらに植えるのも反対です。
ショックロスの防止に大切なことは
①ショックロスを起こしやすい状態か否かを検討する。
既存のヘアの状態をよく観察して起こしやすいor起こしにくいをある程度予想する。
もしそのリスクが大きいと予想する場合、それを説明し場合によって小さな範囲に限定して行う。
②術前~術後のプロペシアの服用をすすめる。
プロペシアがショックロスの予防に有効だという報告があります。
③きめのこまかい手術を行う。
これはご質問のメインの答えになりますが、一言でいえばスリットをなるべく小さくするということにつきます。
スリットが小さい方が頭皮の瘢痕化が小さくなります。
植え付ける部分にパンチ穴をつかったり、MFU(ミニグラフト)をつかうことはショックロスのリスクを増大させます(当たり前のことですが大きめの株は大きめのスリットが必要です)。
そのような方法を行っているクリニックはそうでないクリニックよりショックロスの頻度が多いはずです。
パンチ穴かスリットか?
スリットのサイズは?
株のサイズは?
をよく確かめることです。
次のカウンセリングについてのご質問ですが当然私が行うことになります。
(カウンセリングは医師が行うべきですし、手述を実際行う医師が行うべきです。)
カウンセリングの予約は2~3日前だとまず大丈夫です。
来院をお待ちしております。
院長 今川
気になること、薄毛の悩み、
植毛技術のこと等、
お気軽にご相談ください