投稿者:髪茂さん

  • Q

    術式による仕上がりの違い

    2005.07.11

    いつも掲示板を拝見しております。
     某クリニックの掲示板の724-1に術式による仕上がりについてchoi式と機械による植毛は仕上がりが良くないと述べておられます。また、726-1では手術時間は植毛数に対してアメリカの1流植毛クリニックより格段に早いと述べておられますが、どのように思われますか?きたんのない意見をお願いします。
    https://www.nhtjapan.jp/cgi-bin/kioi/bbs/bbs.cgi?target=729&keyword=&year=2005&month=07
    (記載されているアドレスです。)

  • A

    Re:術式による仕上がりの違い

    2005-07-11

    某クリニックの返答で私が気になった点についてコメントさせて頂きます。
    ・手術の方法を評価する場合術者の技術のファクターを除外すべきです。つまり結果が良くないことと方法が悪いことの混同は避けるべきです。
    ・Choi式の場合株分けは1株1FUでFUTと同じです。肉眼での株分けという点はあるにせよそれが同じ密度で同じ本数で植えたら?という視点が必要です。
    ・4へのコメントを控えているといいながら相手方には中傷と受け取られるであろう文章となっております。「仕上がりがよくない」「訴訟」などは私達第三者からみてもそうとってしまいます。
    ・一番私が気になったポイントは発毛率に関してですが、植えた本数より発毛した本数が多かったという実験は承知しております。ただダブルフォリキュラーの方がフォリキュラーより多いという数字の根拠はわかりません。休止期のヘアは全て肉眼では確認できない、またhairless skin中へ存在しているのではありません。また、ダブルフォリキュラーがChoi式よりも発毛率が良いというのもその証拠はありません。
    ・仕上がりの密集感の順番についてですが根拠はありません。
    ・私はダブルフォリキュラー株を10年以上使用しておりましたが、発毛率がフォリキュラー株より良いとは考えません。密集感というのは特定の面積へ何本のヘアを植えたかで決められるものであって株のサイズによるとは考えません。Y医師の意見が正しく順位的には2が良いとしたら、どうしてダブルフォリキュラーが少数派なのでしょう?世界中で一つのFUを株分けするFUTが主流となっています。彼の言い分だと2が一番優れているようにこれを見ている方は誤解されてしまうと思います。
    ご自身のPRに熱心なあまり結果的には他院の批判中傷に見えるお返事が目立つように私は思います。

    全ての植毛医は自分の方法がベストだと信じています。優劣の順位が客観的に存在するなら全ての医師がベストの方法を採用します。

    〇726-1
    ご自身のクリニックは自賛されておりますが比較されているアメリカの植毛手術の内容はずい分と私の知るところとは違うようです。10~12時間かかるクリニックは多分一度に3000~5000株を植え付けるメガセッションのクリニックです。ちなみに昨年度の国際毛髪外科学会員の1症例の平均株数は1456株でそれに要する手術時間は5.1時間だそうです。アメリカの著名なクリニックの多くはダブルフォリキュラーを一切使わないFUTですし、株数が2000株以上と圧倒的に多くなっております。手術時間は株数に比例するということです。
    実際の手術のビデオをアメリカの植毛医が見ればびっくりすることもないと思います。むしろびっくりするのは1株10$(これはアメリカで飛び切りの高額です)あたりに設定されている料金のほうでしょう(笑)

    院長 今川

    P.S.髪茂様
    特定のクリニック名があがっていましたので某クリニックに変えさせて頂きました。ご了承下さい。

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