投稿者:ボーイさん

  • Q

    差について

    2005.04.04

    こんばんは。
    植毛時に頭皮へスリットを開けた部分については数ヶ月間赤みが生じるとの事ですが、これは人工毛に対する拒絶反応ですとか、肥厚性瘢痕様として出現する赤みとは全く違うものでしょうか? 性格的な見解としてうかがえたら幸いです。

  • A

    Re:差について

    2005-04-04

    ご投稿ありがとうございます。
    1)通常の皮膚の傷跡が治る経過は術後すぐよりむしろ2~3ヶ月目に赤味や硬味が増す時期がある。
    そのピークは3ヶ月ごろだと思います。
    2)3ヶ月を過ぎると赤味、硬味が改善されてくる。
    3)6ヶ月たつと赤味、硬味が落ち着く。
    とされています。もちろん6ヶ月~1年でもっと落ち着いていきます。
    スリットは針穴の傷ですが一つ一つのスリットは小さいとしても無数の小さな傷跡の集合体としてその範囲が赤く見えるわけです。

    ・ケロイドは6ヶ月以上たっても赤味、硬味が消えない状態です。多くは2年以内に3)になりますがまれにそれがずっと続くやっかいなケロイドもあります。
    ただ頭皮のケロイドは他の皮膚より少ないところです。
    ・人工毛の場合は異物が残りその刺激で赤味がより長く続くと考えられます。また植毛よりハンコン化が強いのも赤味がより強い原因でしょう。

    院長 今川

気になること、薄毛の悩み、
植毛技術のこと等、
お気軽にご相談ください