投稿者:匿名さん

  • Q

    無題

    2004.01.10

    まず、費用の比較は同じ手術内容で比較する必要があると思います。
    効果の面や手間、時間が異なるからです。
    Choi式植毛は、スリットを入れないで植毛機に毛根一本一本を装着して
    そのまま直接頭皮に植毛します。
    ですので切れ目を入れるより、植毛間隔が短く、より密度高く植毛できます。
    毛と毛の間は、約1mm間隔で、1本毛~2本毛に株分けして植毛します。
    今までの植毛方法より自然な仕上がりになります。
    後、従来の植毛のように手術して一回、全部抜けることなく、
    休時期のサイクルに入った一部の毛だけが抜けます。
    つまり、植毛された毛は従来と比べて、手術直後から自然な感じで前髪として生きますね。

    1cmX1cmあたり最大限で140~160本植毛できます。
    従来のように切れ目を入れる方法ではなく直接、植毛機から植えますので
    もっと植毛間隔を短くすることが可能になり、より密度高く植毛できます
    生着率は、当社のHPにも乗ってるように95%~98%です。
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    或る掲示板でこのような書き込みが在ったのですが、ipsという韓国のクリニックがやっているChoi式植毛法によると、上記の説明のように一回で一平方センチに最大160本ということですから、日本人の平均レベルにおいて100%の密度が出せるという触れ込みで宣伝しています。

    果たしてこんな夢のような植毛が可能なのでしょうか?

    http://www.ips-kr.com
         ↑ ちなみにここのクリニックですが・・・

  • A

    Re:無題

    2004-01-10

    ご投稿ありがとうございます。
    この文章が本当なら夢のような植毛ですが、かなり誇張された内容だと思います。
    具体的に検証すると
    ・Choi式植毛針は1本毛用が0.8ミリ径、2本毛が1ミリ径です。この文章の通りだとすれば、1ミリの針を1ミリ間隔で入れると1cm×1cmに5×5=25株で50本/c㎡植えられることにはなり140~160本/c㎡にはなりません。
    ・ドナーと同じ密度が1回で達成できるという報告はありませんし、そうだとすると世界中でその方法を採用するはずです。欧米でもChoi式植毛針のことをワークショップなどで実際の手術のデモを通して植毛医は知っていますが、日本・韓国以外私の知る限りは1箇所を除いては採用しておりません。
    ・1本毛の方が休止期を経ないので伸びる確率がは多いのはその通りです。
    当院でも多くの方がすべて休止期に入るのではありません。
    ・Choi式植毛針は10年以上前からよく知られておりますが日本でそれほどの成績でないものが韓国でよいというのは?です。
    日本の医師より韓国の医師のほうが優秀なのでしょうか・・・。
    私はいろいろと欠点も多い方法だと思うのですが、特に生着率や達成される密度に関しては欧米での評価はいまいちのようです。

    院長 今川

気になること、薄毛の悩み、
植毛技術のこと等、
お気軽にご相談ください