1. どこよりも自然な仕上がりをお約束します
“バレない自然さ”という場合は、遠くから見ても自然というマクロの自然さと、よく見ても植毛したことがばれない、いわゆるミクロの自然さの二つの意味があります。
マクロの自然さ
女性はコメカミから丸いカーブのヘアラインが一般的ですが、男性はヘアラインとコメカミのラインの交差する角度は90度かそれより小さい、つまり少しソリがある方が多数派です。またヘアラインは不規則で、先端から奥になるにしたがって濃くなっています。
植毛でヘアラインをつくる時には、このような自然さを忠実に再現する必要があります。
ミクロの自然さ
当院ではすべてを顕微鏡でFU株に株分けするFUT(フォリキュラーユニットトランスプランテーション)を行っています。FU株とは、毛穴の単位に株分けされたものですが、ヘアが生えている状態で植えつけるという意味でFUTは理想的です。欧米でもFUTがゴールドスタンダート、つまり考えられうる最高の方法という評価が定着していますが、中にはFU株より大きい株(一株の中に2つ以上のFUが含まれている株で、MFU株:マルチフォリキュラー株といいます)をFU株と混ぜて使う複合移植と呼ばれる方法もありますが、当院では理想的には全ての株をFU株にすべきだと考え、厳密な意味でのFUTを行っております。
日本人のヘアは黒髪で太いのでどうしてもMFU株だと不自然に見えてしまうからです。
FU株とMFU株の植毛の自然さの違い
-
<FU株>
植毛回数 1回 -
<MFU株>
植毛回数 2回
左の写真は、当院の患者様の1回目から8ヶ月後のクローズアップ写真です。右の写真は、他院で2回MFU株による植毛を行なった方のクローズアップ写真です。拡大して比較するとMFU株の方がFU株より粗い感じがします。例えば4000本の移植毛を2000株のFU株にした場合と1500株のFU株とMFU株のミックスにした場合は同じ結果にはならないということです。
2. どこよりも濃い仕上がりをお約束します
植毛の大きな目標に「なるべく高密度に植えつけること」があります。要するに”濃さ”の追求です。
従来植毛の概念では、日本人の場合、1回の植毛で達成する密度は後頭部のドナーの平均 160本(80 FU)/㎠の25~30%、つまり20~25FU/㎠ で、それを2回行うとほとんどの方が満足するといわれていました。
一方、1回の植毛で満足できる密度に達成することを、ワンパス〈one pass〉といい、現在世界中でその試みがなされています。
私達の黒髪で太いヘアでは白人より技術的にワンパスが難しい面もあり、また高密度に植える場合の発毛率の低下などのリスクなどその賛否についての論議も行われております。
ただし、もし1回の植毛で満足できるならそれが受ける方にとっては理想です。課題はあるにしても「1回で終了」「少なくとも1回でなるべく濃くする」というのは当然の目標です。
現実に当院では平均 70~80本(35~40 FU)/㎠あるいはそれ以上の高密度での植え付け(〈dense packing 〉といいます)を行ってその極限に挑戦し、ケースによってはワンパスに成功しております。
世界でも高密度に植毛を行えるクリニックの1つであるという評価を頂いております。
3. どこよりも多くの移植毛の植付けをお約束します
デンスパッキング
薄毛が進んだ方では多くの株数が必要になります。
また高密度植毛〈デンスパッキング〉では同じ範囲でも従来より多くの株数を植えこむことになります。
白人の後頭部のドナー200~220本 (100 FU) /㎠と比較して、日本人は160本 (80 FU) /㎠と白人の70%程度の密度しかありません。
また日本人は概して頭皮の硬い方が多く、1.5㎝以上の巾のドナー採取が難しいケースも多いといえます。
そのような不利な条件ではありますが、当院では40㎠~50㎠のドナー採取を行ってきました。
5000~6000本採取した場合、FU株に株分けされれば2500~3000株になります。
メガセッション
2500株以上を植えつけることを〈メガセッション〉といいます。
AGAの決め手はメガセッションであると言えますし、当院ではメガセッションを日常的に行なっております。
〈メガセッション〉は、完成までに施術回数が少なくて済む、治療期間が短縮できる、ドナーの傷が比較的良好である、ドナー採取時の毛根切断のリスクが少なく、結果的に得られる移植本数が多くなる等、大きな魅力があります。
-
手術前
-
手術直後
-
手術1年後
4. リーズナブルな費用をお約束します
当院は可能な限りリーズナブルな費用の設定を心がけております。その根拠は以下の通りです。
- アメリカの一流のクリニックでは1株(2~2.5本)で4~5vのことが多く、それ以上のところはまれです
(FUEは除く)。日本での植毛も世界基準を目指す必要があると考えます。 - 多くの国では植毛クリニックが増加すると費用は競争原理で安くなる傾向があります。 当院では開院以来値下げの難しいぎりぎりの価格に設定してきました。もし競争の為値下げをすると以前に手術を受けられた方に不公平になるのがその理由です。
- かなり広い範囲の薄毛の治療ではドナーの採取の合計が1万本以上になることもありますが、費用の壁でそれが不可能になるのは問題だと考えます。どんなに進んだ薄毛の方の場合でも合計200~300万でヘアの悩みから開放されることを目標にしております。
- 院長自身薄毛で悩み3回手術を受けております。そのため”クリニックとしては高い費用でより利潤を上げたい”、”患者としてはなるべく安く治療を受けたい”という相反する立場の両方を理解できます。なるべく矛盾のないように設定したいと考えております。
5. 手術中の無痛と安全性の追求をお約束します
当院では植毛手術で痛みを感じることはほとんどありません。
ドナー採取と植え込み時に精神安定剤を併用しているので、眠っていて局所麻酔の針の傷みも感じることもありません。
実際受けた方に聞いてみると、大部分は「抜歯などの処置より痛くなかった」と言う印象をもたれています。
植毛は局所麻酔を基本にした皮膚の外科手術であり、全身にかかる負担は大きくありません。非常に安全な手術だといえます。
だからといって基本的な麻酔や外科の知識なしに植毛を行うことはとても危険ですし、最近の経験の浅い医師によると思われるトラブルも耳にしております。アメリカでも局所麻酔薬の多量投与による死亡例も報告されています。
当院では手術の安全を保証する意味でAEDをはじめ、いろいろな医療器具をハードウェアとして取り揃えており、当院のスタッフはアメリカ心臓協会(AHA)の基準によるBLS(一次救急コース)とACLS(二次救急コース)の両コースの研修を受けております。