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去勢するとハゲないというのは本当ですか?

ハゲに至る大きな原因は、男性ホルモン、遺伝、年齢の3要素。
最近ではDNAが薄毛を決定するという証拠も

ハゲに至る原因に男性ホルモンが関係していることにいち早く着目したのは、あのヒポクラテス(BC460年頃~BC375年頃)でした。それから約2000年もの間、ハゲに関する詳しい研究や考察が行われることはありませんでした。
それが20世紀半ばになって、毛髪の権威といわれるハミルトン (G.Hamilton) により、数々の新事実が発見されました。その内容は以下の通りです。

(1) 性的に発育の不全な男性は絶対にハゲない。

(2) 男性ホルモンの投与を続けると、急にハゲる人がいる。しかし、投与を中止するとその進行はストップする。

(3) 男性ホルモンの投与量とハゲの程度には相関関係はない。つまり投与量が多いとツルツルになり、少なければそうはならないというわけではなく、個人差がある。

(4) 男性ホルモンは女性にもハゲをつくることがある。男性ホルモンをつくり出す珍しい腫瘍に、アレノブラストーマ(男性芽細胞腫)というものがあるが、女性でもこの腫瘍ができるとヘアが減っていく。

(5) 男性ホルモンを投与しても、家系にハゲた人がいなければハゲることはない。 ハゲた人のいる家系の人に男性ホルモンを投与した場合にハゲが起こる。

(6) 睾丸を取って去勢された男性を含めて、性的発育不全の人に男性ホルモンを投与すると、年齢に応じて少しずつヘアは薄くなっていく。

そして、豊富な臨床例からハミルトンが導き出したハゲの3つのファクターが、「男性ホルモン」「遺伝」「年齢(加齢)」というものでした。

このうち、男性ホルモンについてご説明しておくと、男性ホルモンが毛母細胞の5α-リダクダーゼという酵素に作用し、男性ホルモンのテストステロンをジヒドロテストステロンに変え、これがヘアの成長を抑制するといわれていて、5α-リダクターゼのテストステロンに対する過敏性は遺伝子に支配されているらしいのです。

つまり、ハゲが起こるのは男性ホルモンの量が多いからではなく、それに反応する酵素の過敏性の問題にあったということがわかってきました。

なお、「睾丸を取ると、薄毛が回復しますか?」などという極端な質問もありましたが、睾丸を取ると薄毛が進行しないのは確実です。実際、かなり以前に薄毛を気に病んで去勢されたという方にあって、ビックリしたことがありました。

ただし、進行は止まっても失われたヘアが回復するかどうかは疑問です。おそらく毛根が失われた状態では、男性ホルモンの影響を排除しても、ヘアの再生は起こらないであろうと想像できます。

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